聖書箇所(コリント人への手紙第一 4:9-21)の要約

パウロは、イエス様のために多くの苦難を受け、この世の屑になったと言います。
福音により、イエス様にあって生んだコリントのキリスト教会の人々に、自分に倣う者となるように勧め、テモテを送った理由を説明します。
そして、自分が鞭を持って行くことと愛をもって柔和な心で行くことの、どちらを望むかと問います。

 

 

【示された聖書箇所】

20 神の国は、ことばではなく力にあるのです。


【思い巡らし&気付き】

コリントの信徒たちは尊ばれていましたが、パウロ一行は卑しめられていました。
パウロは、自分たち使徒と信徒たちのことを「愚かな者と賢い者」「弱い者と強い者」などと対比させて表現し、コリントの信徒たちの高ぶりを指摘したのです。
パウロは、霊的父親のような愛で、コリントの信徒たちに福音を伝えました。
パウロがコリントの信徒たちの「王様になっている」姿と、自分たちの「卑しめられている」姿を対比させた理由は、愛する心で彼らを諭すためでした。
パウロは子どもが父に倣うように自分に倣う者になるようにと勧めます。
思い上がり、分派を作って対立し合っている彼らに向かって、イエス様に倣っている自分の姿に倣いなさいというのです。
パウロは、自分の代行者として、テモテをコリントのキリスト教会に送りました。
そして、自分もコリントのキリスト教会を訪ねる計画があることを知らせ、信徒たちに前もって悔い改めるように勧めます。
イエス様のへりくだった姿に倣うとき、キリスト教会は回復します。アーメン!

 

 

【祈り】

使命の道が険しく、苦難が多くても、イエス様と共に歩む歩みが止まらないようにしてください。
辱めの中でも、全き愛によってイエス様が成し遂げられた十字架の救いの御業を、私の人生に鮮明に刻みつけます。
イエス様に倣い、人々の模範となる人生を歩むことができますように。

反キリストのサタニストどもの悪巧みが主イエス様の時に暴かれ、阻止され、裁かれ、罰せられますように。
一人でも多くの方が主イエス様と出会い、罪の悔い改めに導かれてイエス様を信じ罪赦され、救われますように。
主の御心がなりますように。 ナザレ主イエス・キリスト様の御名で祈ります。アーメン!