「エリザベート」。
皇帝フランツ=ヨーゼフのお妃、皇妃エリザベートのほうではなく、
孫、
つまり「うたかたの恋」で有名な情死事件の主人公ルドルフと
その正妻のステファニーの間に生まれた一人娘、エリザベートの伝記です。
作者はヨーロッパの女性史を得意とする塚本哲也氏。
約400ページ。
寝る前に読むエリザベートは
私を第1次大戦から第2次世界大戦のさなかの
没落していくハプスブルグ家、ヒットラーの台頭、
スターリンの恐怖政治など。
私を寝かしてはくれません。
ヨーロッパ最高の名家に生まれながら、
王朝が没落したあと一人取り残され、
自ら栄光の過去を断ち切って、
激動の時代をひらすら突き進んでいった
彼女の積極的な姿勢は
私に深い感動すら与えてくれました。
皆さまもよかったら、ぜひ。
彼女の勇気がもらえますよ。
