広島県の酪農関係者さんと熱き語らいをしました。 | ikoのブログ

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以前からの知り合いである、酪農組合の方と話す機会があり、広島県の牛乳の状況を伺いました、

巷では牛乳を廃棄せざるを得ないとメディアが伝えているので、そのあたりと、やめられる方も多いと聞くので、酪農業の現状と今後はどうなんだろうと思い、2時間近く話をしました。

牛乳というともちろん牛を飼っている酪農の話になるのですが、餌の高騰に燃料や電気代など様々なコストが増大して経営的に継続が難しくなっている業種のひとつです。次の世代の担い手不足も、利益が出ないので生活も厳しくなり休みもない、おのずとそうなってきます。

もちろん、食に関わるどの業種も問題を抱えており酪農に限った話ではないのですが、地元の後輩も牧場で乳牛を飼い生活をしているので、部外者のお節介ではあろうけれど、一般的な消費動向と知識のある生活者の動向を踏まえて、今後広島県の牛乳をどうすれば活路が見えていくかをディスカッションしました。

やはり、今後の現状はかなり厳しいそうで、酪農を継続することができなくなるところもそれなりに出てくるだろう。とのことで、危機感を強く持たれているようでした。

酪農家の問題点も、あれこれあり、それを打破するには、

もちろん国の方針に従い酪農を営んでこられた方々の方向転換も必要となるし、組合員さんの意識もアップグレードをしていかないといけないでしょう、このままでも厳しいし、変化をしていくのも難しい状況の中ですが

良質を追う小売業としての僕の考えを話しました。内容を詳しくは載せられないのでざっくりで言うと

 

広島県産の牛乳は、この基準でつくります。

それに見合った価格は、このようになります。

賛同してくれる人を募り、応援してくれる人を探す。

大手乳メーカーと違う方向を選択する

などなどを話し合いました。

組合の会合がある時に提案のアプローチをしてみるとのこと、

酪農業も今がかなりのピンチ、この機会を使わないとチャンスに変えられない

僕が言うのは、きれいごとの理想かもしれない、それでも間違いではないと思う

人任せにする時期は、もう過ぎた。

変化をするには、今がいい

次世代が、俺もとうちゃんの跡を継いで酪農をやるよ。

そう言ってもらえる牧場を作りましょう