H社フリード、電動ウォーターポンプによるオーバーヒート その2 | 一休の整備記録簿

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日々の自動車メンテナンス記録

電動ウォーターポンプ交換、PGM-FI(エンジンECU)交換、完治せず (-_-;)

残すはハーネス交換をDRから視差され、車が帰ってくる。

慎重にECU~電動ウォーターポンプまでの回路を点検する。

 

 

サーキットテスターで各配線を点検、近隣の配線短絡を再点検するも異常なし。

これでハーネスを交換して直るのか?

念のため、エンジンECU~電動ウォーターポンプのカプラーを抜き、各々の配線に電圧をかけ

LEDブザーで音や電圧降下をみるが異常はない。

マイッタ・・・。 またしても、サウンドストリームが流れる時間♪

 

カップラーメンを会長が持って来る🍜、死んでるかと思ったらしい(笑)

気を取り直して、

駆動指示信号(EWPC)と駆動数指示信号(EWPREV)を再点検する。

すると駆動指示信号(EWPC)がECU交換前とあきらかに違う。

 

ECU交換前

さらに、エンジン始動で約12Vの信号だったのが、モーター駆動時(エンジンストップ)

でほぼ0Vになる。

最初の駆動指示信号(EWPC)はREDY/ONから常に12V、(画像なし)<(_ _)>

 

DRでECU交換後

 

今回の故障コード P2602電動ウォータポンプ電圧低いの検出条件の記載があった。

ECUが電動ウォーターポンプ駆動を指示しているにもかかわらず、ポンプ回転数が低いが

規定時間つづくとDTCをストアすると記載がある。

つまりウォーターポンプの回転がECUの指示に対し低いか、回っていない時に拾う。

ちなみに電動ウォーターポンプの回転作動音はしている。。。

 

新品ウォーターポンプは交換済み、でもまさか・・・、新品不良、取付ミスもなきしもあらず。

もう一度ウォータポンプを外してみた。

すると・・・!

 

かなり回転が重い (@_@)

 

憶測も含まれるが結果が見えた

 

駆動指示信号(EWPC)約12V、常に全開信号送りつづける

(これはエンジン2000rpm以上の回転数と判明)

     ↓

ウォーターポンプ焼付(弊社で交換)

     ↓

確認の為、長時間REDY状態、放置後再発

     ↓

ウォーターポンプ焼付寸前に至る

     ↓

PGM-FI(ECU)交換をDRにお願い、でも既に焼き付きぎみ

原因不明??

     ↓

再ウォーターポンプで完治

(PGM-FI(ECU)+電動ウォーターポンプ×2個交換)

 

PGM-FI(ECU)故障は電動ウォーターポンプ焼付きが原因かもしれないが、

どちらが先かは不明、

 

正常波形はこちら↓(1ch、2ch逆)

アイドリング

2000rpm時

  

 

電動ウォーターポンプ作動の点検は常にメンテナンスモードで実施、

焼付いていてもモーター作動音はするが樹脂インペラは回っていない、

作動点検には注意が必要!