DPF” 前回の続きではないが、時期が時期だけにDPF(DPR)のトラブルは多い。
寒冷地に多く、ちょい乗り車や低走行車にも悩まされる。
その理由として、
ユーロ6以降の排ガス規制、2026年からはユーロ7、WLTCモードでブレーキの摩耗粉や
タイヤの摩耗粒子まで規制対象になるらしいが詳細は知りたくもない(笑)
ただ我々にとって困るのが、とくにディーゼルのシステムがころころ変っており、
増設パーツや新たに変更になったりで訳が分からない。(-_-;)
簡単には煤バーMAXの場合、車が勝手に再生してくれる自動再生、スイッチ付の手動再生、
スキャンツールから強制再生、最近では強制再生不要?コマンドも消え去られている。
触媒に至ってはATC触媒・酸化触媒・DPF触媒・SCR触媒・DOC触媒・AMOX触媒???
SCR触媒は付いているがアドブルータンクがない、T社H社はこのDPR-Ⅱで軽油をアドブルー替わりに
使っていたが、今後の排ガス基準には難しいらしくアドブルーに変更らしい。
再生時温度といえば昔は500°~600°、溶解メルトダウン注意が800°だったのが今は通常再生で700°超えている。
令和3年ランクル GDJ150 1GD 49000Km 車検時メーターの煤バーMAX から再生実施、
10日でDPFランプ点滅からエンジンチェックランプ点灯したらしい。
故障コードはP26300 DPF過蓄積。
段階的に出力制限がかかりお客様は車検直後の故障と思ってもおかしくない。
手動再生スイッチ押しましたか? と聞くと、押したと思う?と曖昧。。。
メーターマルチインフォメーション表示に「DPF再生不十分 取扱書を確認下さい」と
表示した場合、手動スイッチを押して再生が必要となる。
しかしこの手動スイッチがあることすら知らない方も多いし意外と見ずらいとこに付いている。
夏場など温度が上昇しやすい時期なら自動で再生を完了してくれるのだが、寒い時は押してね!
というのもお客様も忘れるだろうし理解に苦しむ。
連日の氷点下からの大雪警報、車体の下には氷が張り付き冷却水温もDPF温度も上がるのに時間がかる。
押したとしても15分以上かかり完了まで待てないので発進してしまうケースも多い。
(再生完了後でも氷が残る)
故障なのか?使い方なのか?そこで有効なのがフリーズフレームデータ!
DPF強制再生SWが「OFF」、DPFの状態は「未実施」で再生してないことが分かる。
きっとスイッチ押してないのだろう。ましてこの温度では再生するはずもない。
煤バーMAXから冷却温度に達したところで手動スイッチON” DPFは700°まで上昇し再生時間も15分弱で完了した。
1GDエンジンになってから診断機GTS作業サポートからもDPF強制再生用コマンドが消えている。
(他車1GD画像)
今回はスイッチの押し忘れみたいだが、下回りを除くとDPF回りに氷塊がギッシリ!
再生中もこの状態で冬の氷点下では温度上昇に時間がかかり待ってられない気持ちも解る・・・。
しかしこれ繰り返しているとマフラーの詰まるのが早くなり超高額整備になりますよと脅かして完了した。
最後にドアのラベルにも張って書いてあるから時々見てね。
そのうちAIで おね~ちゃんの声が流れてきて あれこれしなさいと教えてくれと有難い.。
T車はRoB (Record of Behavior) ・FFD+AIで瞬時に不具合場所を車が教えてくれる時代になるかもしれない?
もし誤診だったらそのストレスはハンマーでやちゃって下さい。(笑)





