続いて

建築用語の説明です

ネット検索すれば分かることですが

平仮名順に身近な単語をまとめてみました

 

 

素人さんに住宅建築の専門用語を説明している本としては
住宅金融支援機構編著・(株)井上書院発行

[フラット35]対応『木造住宅工事仕様書』令和○○年改訂(全国版 )
(設計審査用の書類を金融機関から手に入れる時、その中の一冊です)があり
分かりやすく書いてあります

勿論、木造以外もあります

 

 

それ以前に、家づくりで知っておいたほうがよい

簡単な用語の説明と解説をここでお噺します

 

1時限:あ〜か行

2時限:さ〜た行

3時限:な〜わ行

4時限:故事名言

 

紫字は法令文をほぼそのまま記載しています
(ダジャレ、比喩、ジョーク、チクッ)入り

 

 

気になる単語だけ読んでいただければ。。。

 

 

長屋

1つの建物の中に複数の住戸が作られている集合住宅

エントランスや廊下、階段、エレベーターなどはすべて独立しており

他の住人と共有することはなく

共用スペースを通らずに、道路に面した玄関から住戸に直接出入りできる

(共同住宅)

独立した住戸が1つの建物内に集まっている住宅

共用部(エントランスホール、廊下、階段等)があれば共同住宅、なければ長屋

 

21年前に設計監理した2戸の長屋

敷地内通路兼駐車場に面して それぞれ玄関があります

 

軒の高さ

地盤面から建築物の小屋組又はこれに代わる横架材を支持する壁、敷桁又は柱の上端までの高さ

 

延べ面積

建築物の各階の床面積の合計

容積率算定にも使うが、この場合は一部緩和があり算定用の延べ面積というのがある

 

不燃材料

建築材料のうち、不燃性能を持つもの

コンクリート、煉瓦、瓦、石綿スレート、鉄鋼、アルミニューム、ガラス、モルタル、漆喰その他のこれらに類するもの

認定の符号がついているものもある

(準不燃材料)

木毛セメント板、石膏ボードその他で不燃材料に準ずる防火性能を有するものとして

国土交通大臣が指定するもの

認定の符号がついている

 

べた基礎

建物の1階とほぼ同じ大きさの板状のコンクリートスラブ(床版)と

外壁や主な間仕切壁の下に配置する基礎梁とで構成される

舟状の鉄筋コンクリート造の基礎

 

防火性能

建築物の周囲で通常の火災が発生した場合に、延焼を抑制するために必要とされる性能

(1)外壁(耐力壁)に火熱が加えられても、加熱開始から30分間、外壁に構造耐力上支障のある変形や溶融、破壊、その他の損傷が生じないこと(非損傷性)

(準防火性能)

建築物の周囲で発生する通常の火災による延焼の抑制に

一定の効果を発揮するために外壁に必要とされる性能
外壁又は軒裏の構造のうち、不燃性能がラスモルタル塗り、漆喰塗等と同等などで大臣の認定を受けた材料・工法

 防火サイディングなどもある

 

床面積

建築物の各階又はその一部で壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積

 

容積率

延べ面積の敷地面積に対する割合

延べ面積/敷地面積=5/10・100/10などと都市計画の用途地域で決められています

(決めるときには住民に知らしめて 議決の上で条例化されています)

用途地域の指定のない区域は40/10です 緩和規定もあります(手続き必要)

 

用途地域

都市計画法第8条に定めてある

市や町の中を第○種住居地域・商業地域など細かく分けていてよりよい都市環境を守るために、地域ごとに建ててよい建物の種類や大きさを制限している

建蔽率や容積率、壁面線などもこれを調べるとわかる

自分の土地だから何を建ててもよいわけではないことが分かります

 

路地状敷地

路地の先にある敷地

旗竿敷地」とも呼ばれ、接道義務を満たす為に2mだけ道路と接していて

その奥の方に家を建てる為の敷地がある状態を言います

条例により奥行きと路地幅が決められています

 

枠組壁工法

一般的に「ツーバイフォー構法」と言われるもの

以下を参照してください