岐阜県下呂市の桂川ひづるピアノ教室(080-6940-8971)です(*^^*)
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昨日は藤原由紀乃先生のピアノリサイタルが、名古屋市伏見電気文化会館のザ!コンサートホールにてありました
プログラムは、ベートーヴェンのピアノソナタ第17番ニ短調作品31-2「テンペスト」、ショパンのバラード第2番へ長調作品38、リストのグランド・パガニーニ・エチュード第3番「ラ・カンパネラ」とピアノソナタロ短調。
昨年はリサイタルお休みだった為か、
ホールは2/3位もしくはそれ以上のお客さまがいらっしゃいました
このところ、レッスンをお休みさせて頂いていましたから少し忘れかけていたツィーグラー奏法ですが、先生のピアノを久しぶりに聴かせて戴き、一音の大切さを再認識しました
先生のピアノは控え目に思えるのですが、いえいえ却って作曲家の音楽性を浮き彫りにしていて、尚且つ先生の個性も出ているのです
以前、由紀乃先生のご母堂様から、「謙虚にならないと弾けないし、上達しないわよ。」とご指摘を受けたことがあります
我が勝るとあの様な演奏は出来ないと思えます
何故なら、音楽が前面に出ていて、ややもすると映像や物語が見えるのです我が勝ると、凄い演奏と称賛されたとしても、純粋に音楽に浸れるだろうか
私は絵画を観ても思うのですが、作者が生きていた時代に想像の世界でタイムスリップした様な錯覚を受けます
他の歴史的建造物然り、書等々全てに歴史があり、その上に自分達の生があるかと思うと、物凄いロマンを感じます
そう思うと、先生のピアノを今生きて聴かせて頂ける幸せを、本当に感じます
幸せな一日を有り難うございました