※父が植えた実家のフジ棚
今日からゴールデンウィークは後半ですね。
いいお天気。
庭仕事がずいぶんはかどりました。
母がなくなってから1か月。
あっという間でした。
ワンコと母があちらにいってしまって、なんとなく体のまわりがスカスカしてる感じ。
さて、これの名前皆さんはご存知ですか?
「回出位牌」(くりだしいはい)です。
普通の位牌を小さくして何枚も入れられる容器。
法要のときは該当する人の位牌を前に出して使います。
母の葬儀のあとで、お坊様にこの中の新しい経木をお渡ししようとしたら
かなり古かったこともあって蝶番(ちょうつがい)が取れています。
おまけに屋根が乗っかりません。
これは修理するしかないなあと仏壇屋さんに行きましたら
新品は3万円くらいで買える一方で、修理は5万円くらいかかる・・・。
ちょっと考えました。
「新品?修理?」
実はこの回出位牌はおついになっていて、片方はもう全部埋まっています。
ひとつの位牌のなかに10人分くらいの名前が入ります。
母は16枚目の位牌。
16人かあ・・・ということは途中で入れ替えていなければ江戸時代のものだよなあ。
修理決定!
写真と違って素朴なつくりの物です。
いっとき会ったことがない、でも遺伝子で繋がる先祖のことを思いました。