俳句 | ナイルの岸辺

ナイルの岸辺

身の回りのあれこれを少しだけ

 

テレビ番組の企画のおかげか、俳句はちょっとブームですね。

俳句といえば、まず頭に浮かぶのが

 

カチリ 石英の音 秋

 

井上靖の名作「夏草冬涛」の中に出てくる俳句です。

読んだ瞬間に鳥肌が立って涙が出そうになったのを記憶しています。

作品の中では、上級生が詠んだことになっています。

井上靖の実在の同級生が旧制中学校の頃に詠んだこの俳句は、

後年井上に「六十余年 私はこの詩から自由になれないでいる。」

と言わせしめるほどの印象を残しました。

俳句は心の揺れを描きます。

揺れがわずかであればあるほど良い作品になるように思えます。

それは写真でも同じこと。

 

私も少し作りますが、こちらは披露するようなものでありません。カエル

 

 

俳句、かいたことある?

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