どうもこんばんは、一狐です
長かったはずなのにあっという間にゴールデンウィークが終わってしまった…
とてもつらい
さて今回はFCR故障のため純正に戻したんですが、前回やったセミフルパワー化+K&Nのエアフィルターだと燃調が崩れたためリセッティングします
レスポンスアップとセッティングを出すためにダイノジェットを導入
DYNOJETのジェットキットには日本仕様とアメリカ仕様の2種類があります
今回の比較はUSと日本となり、どちらもSJは同じ#45
国内前期が日本仕様になりますが、国内後期は適合無しです
インシュレータとダクトを輸出仕様へ変更すれば、SJ#45のまま前期後期共にUSモデルが適合します
日本仕様のジェットキットは正規品のみの取扱っぽく、代理店税のため並行輸入品の倍の値段になってますw
1万ちょいの並行輸入品を買って、輸出用のインシュレータとダクトを一緒に買ってもお釣りが来るのでセミフルパワー化も一緒にするのがお得
そんな訳で並行輸入品を購入
Dynojet ダイノジェット HONDA VTR1000F [DJ-1185]
メインジェットは#170~#195まで6個
Dタイプのパイロットスクリュー調整用の工具も有り
取り付け
スライドバルブ下部にリフトホールを追加するため付属のドリルで穴を開けます
アルミのガイド治具は反対には付かないので悩む必要は無し
穴を開けたら必ずバリ取りを
Eクリップは標準位置が上から4番目
純正とジェットキット付属のワッシャーの取付間違いに注意
純正スプリング1個分の方がジェットキット2個分より長いですw
これのおかげで取付がとっても楽(普通のCVキャブになっただけ)
メインジェットの選択
輸出仕様の純正マフラーならF#175、R#180
社外マフラー+バッフルならF#180、R#185
K&Nのフィルターを付けるならJNはクリップ上から5段目とMJを#10プラスしろ的な事が書かれています
前回のセミフルパワー化+K&Nの測定データを見ると、カムの違いからメインジェットは+#10だと濃い様な感じがしたので、F#180、R#185から始めてみます
走ってみました
VTRの仕様は
後期国内型にテルミニョーニスリップオンマフラーとK&Nエアフィルターを装着
MJ:F#180、R#185
JN:クリップ位置上から5段目
SJ:#45
PS:2-3/4
アイドリングはやや薄めですが、低速巡航だと空燃比が12を切る場面が有りやや濃くPSの戻しを調整する必要がありそう
JNはいい感じ
MJもほぼ正解っぽく、微調整はケイヒン純正のジェットを使う必要があります
大雑把なセッティングはこれくらいで感想としては思ったよりいい感じです
4速以上の低回転で走行中にスロットルをガバ開けしても付いてこなかった純正とは違い、FCRよりやや劣るものの反応がかなり良いです
FCRと比べてワンクッションありますが、おかげで街乗り~ツーリングも大丈夫
6000回転より上のパワーはFCRを上回っている気がします
気になった所は
エンジンが完全に温まる前にスロットルを大きく開けると、スプリングが弱くなったためアイシングっぽい症状が出た事
冷却水をキャブへ回すヒーターホースは絶対に必要です
1万ちょいでこの性能はアリだと思います
CVキャブのセッティングはFCRより難しい上、変更できる箇所が少ないためどうしても妥協は必要となります
もう少し煮詰める予定ですが現時点で正直な所、FCRにまた金かけて修理しようかなと言う気がかなりなくなってます
峠攻めたり、レースする訳じゃないのでダイノジェットで十分ジャンw