卓 | 水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

水石の深淵なる美を見つめて

 

水石の飾り付けで重要な役割を果たす〝卓〟を購入しました。

展示会などで、主石以外に先ず目に付く道具と言ったら卓でしょう。

 

主役を邪魔することなく、引き立たせるために重要な役割を担うために、

良い道具を揃えたいものです。

 

 

向かって左は間口49㎝、右は69㎝です。

 

 

紫檀撫肩甲玉透かし中卓

 

 

甲玉の玉は玉縁の事でしょうか?

繊細な仕事が施されています。

 

 

透かし部分ですね、

 

 

脚まで玉縁が施してあります。

当然ながら紫檀材の無垢板ですよ。

 

 

 

 

紫檀猫足平卓

 

 

天板の薄さ、脚の太さが絶妙です。

当然のことながら厚く太くなればゴツくなり、卓ばかりが威張ってしまいます。

 

 

角の円み、脚の飾りが軽やかな印象を受けます。

 

 

 

どちらの卓も中古となりますが、状態は良好だと思います。

中々に、水石飾りに似合うシンプルな卓と言うのは有りませんので

目に付いた時に購入できればしておきたいところです。

 

 

 

 

早速、瀬田川石を飾り付けて見ました。

 

 

 

 

 

金笹ですが、模様が細かいです。

ほぼ全面に笹模様が現れ、抽象石・紋様石に近い感覚で観賞しています。

観賞に耐えうる母岩の形状、

 

父、一刻爺お気に入りの一石でして

台座も一刻爺の作品です。

 

 

 

 

添え草は〝獅子葉(石化)マメヅタ〟です。

購入時よりも大分大きくなったなぁ・・・