とうとう、この日が来てしまった・・・
ラスト15巻読み終えました。
いやぁ、長い旅路だったけど一気に読んでしまったなぁ
自分の読書歴では最速で読み進んだなぁ・・・
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190715/23/ikkoku-ryo/df/61/j/o0980073514503482991.jpg?caw=800)
表題作を最後にと
・恋の闇路を見送った
・白刃が消した涙文字
・夜桜に背を向けた
・遺恨の糸引く奴凧
・死神に勝つは女か雷か
以上6編収録されてます。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190715/23/ikkoku-ryo/6c/3e/j/o0653049014503482996.jpg?caw=800)
宿命のライバル峠花の小文太と、木枯し紋次郎の名を騙った大屋の政吉、
役者は揃った!!!
紋次郎は政吉の喉に長脇差(ナガドス)を突き刺した。
抉るように回してから長脇差を抜き取る。
とたんに、政吉の身体の痙攣がやんだ。紋次郎は、長脇差を鞘に納めた。
『これで、何もかもすみやした。御免を、被りやす』
これから、どこへ・・・
音を立てそうに震えている女が、かすれた声で訊いた。
『地蔵峠を越えて、上州へはいりやす。ずいぶんと御達者で、ごめんなすって』
紋次郎は、小文太と女に背を向けて歩き出した・・・
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190715/23/ikkoku-ryo/80/5f/j/o0660044714503483006.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190715/23/ikkoku-ryo/d0/3f/j/o0735046614503483011.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190715/23/ikkoku-ryo/01/be/j/o0729046914503483022.jpg?caw=800)
木枯し紋次郎の孤影は峠の向こうへと消えた
結局のところ、紋次郎兄貴の孤独な旅は終わらないのですねぇ・・・
どこかで、だれかが、風の中で待っている
紋次郎の兄貴が、きっと帰ってる来ることを
俺は信じる!!!