穂高神社のオリエント狛 | 水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

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水石の深淵なる美を見つめて

 
 
何時かは旅したいと思っていた安曇野の地を
今回は訪れてきました。
 
山々に囲まれたのどかな田園風景と、道祖神が多いことで知られてますね、
リンゴ畑が沢山あったのが意外でした・・・でも風景写真は無しです、急ぎ旅なもんで
 
 
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さて、AM10:09、穂高神社到着
コノ神社は大変歴史が古いようですが、神様のことは勉強してないので解りません。 
 
 
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この二日間の旅で一番人が居た場所だねぇ
拝殿は改築したばかりなのか真新しかったです。それにしても立派ですね!!! 
 
 
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参拝をすましまして、目的の狛犬様取材です。
自分が夢中になってデジカメ構えてると、御参りする人々が『狛犬さんだ』とつぶやく・・・
 
まあ見りゃ解るでしょ?と思うのですが、興味無い人にとってはソコに狛犬さんが居る事すら
気に掛からないワケでして、オラみたいな変なオッサンがしげしげ眺めてると
はじめて狛犬さんの存在に気付くと言うことなんでしょ・・・ 
 
 
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とは言うものの、御参りする人の邪魔してはいけないので
カメラ構えた変態オジサンは一歩身を引いて人気が無くなるのを待って取材続行 
 
 
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向かって右側の阿形、ライオンみたいですね、つまり獅子みたいですワ 
 
 
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画像ではかなりお顔が摩耗してますが、
肉眼ではその表情を窺い知るコトはできます。
興味のある方は是非とも現地で確認!!!
 
 
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頭頂部に窪みがあります。
ネットで調べると、宝珠や角を置くための窪みだとの説明もあったのですが、
やっぱり自分には参拝者が削りとって持ち帰ったのではないかと推察します。
とくに戦時中かな、御守りとして
 
 
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繊細な彫りとは言えませんが、大変美しく迫力のある狛犬さんです、
とくにタテガミの彫り方が好きです。
 
 
 
 
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向かって左側、吽形
 
 
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参道の両脇、雨曝しになっている狛犬様を『参道狛犬』と言います、
一方、拝殿軒下や本殿脇におわしますのが『神殿狛犬』ですね。
 
してコノ参道狛犬様、一般的におさわりOKなんです(飲み屋のねえちゃんかい)
風化してしまったこともあるでしょうが、参拝者が狛犬様のお顔をナデナデしたんでしょうねぇ
 
かなり表情が解り難いですが、やはり現地で実物を肉眼で見た亮には
ちゃ~んとお顔立ちが解りました♪♪♪やっぱ写真だけではダメですね
 
 
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こちらも頭頂部に穴があいてます、
そもそも石工さんが開けた穴ならもうちょっと丁寧に、しかもド真ん中にあけるでしょ?と思うのですが、如何???
 
 
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明和6年(1769)年奉献
古い狛犬様ですが、オリエント文明の香りがします。
 
この角度からみると、スフィンクスに見えるから不思議ですねぇ
やっぱり文明は繋がってるんですよ・・・