日吉神社(上の宮) | 水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

水石の深淵なる美を見つめて

 
 
前回の下の宮につづき上の宮取材です。
8耐でのヨシムラチーム必勝を祈願するためでありました・・・(賽銭が足りなかったかなぁ 
 
イメージ 1
 
昔々は先程の下の宮とつながっていたそうです、
直線距離で1キロ程度離れていると思われるので余程広大な敷地だったんでしょうねぇ
 
 
イメージ 2
 
参道を進むと大正4年生れの狛犬様がおわします。
コチラ吽形、シンプルなれどなかなか個性がありますね 
 
イメージ 3
 
後ろ姿ですが、下の宮の狛犬とソックリです。 
  
イメージ 4
 
一方の阿形、自分が思うにですよ、
いま一つお顔と体のバランスが取れてないような気がします。
 
後程登場の国重文の狛犬様を模倣して作られた狛様と思われ、
作風に思い切りの良さが見られんのよねぇ・・・真似は真似でそれ以上は望めないのか???
 
 
 
イメージ 5
 
拝殿前には春日局ゆかりの三重塔(こちらも国の重要文化財
 
 
イメージ 6
 
『ミザル・キカザル・イワザル』 
中々世の中そーゆー訳にもいかんでしょうね(そもそもルーツは古代エジプトらしいぞ
 
 
イメージ 7
 
立派な拝殿!!! 
 
 
イメージ 8
 
美しい本殿と左右に建ち並ぶ摂社
 
 
イメージ 9
 
そして今回の大本命、国重文の狛犬様のレプリカ様、おわしました!!! 
 
イメージ 10
 
あいやぁ~、レプリカとはいえ余程精巧に作られているか、
はたまた名のある名工が彫りあげた作品なんでしょうか、素晴らしいです♪♪♪ 
 
イメージ 11
 
チンチン有り 
 
イメージ 12
 
この柔らかい曲線がなかなか表現出来ないんですよねぇ
荒々しい狛様は良く有りますが、柔らかにして躍動感あふれる狛様は少ないのだ!!!
 
イメージ 13
 
恐らくは下の宮の狛様と一緒に奉献されたのでしょう・・・ 
 
 
イメージ 15
 
コチラ阿形、 
 
イメージ 16
 
美しいですねぇ~はぁ~ 
 
イメージ 17
 
今回はデジイチバカチョンモードで撮影してますが、
ちょっと違いが解りますかね???
(やはりチンチン有り) 
 
イメージ 18
 
不破河内守光治造立
恐らくは下の宮のガラスケース入り狛様とは瓜二つなんでしょう 
 
イメージ 19
 
 ↑コチラの画像は神戸町役場のホームページに掲載されてます。
本物です。宝物殿にでもしまってあるのですかね(非公開
 
 
イメージ 14
 
大変美しい狛犬様を拝むことができまして嬉しいです。
ココまでくると世界に誇れる彫刻美ですよね
 
今迄拝見してきた狛犬様にしても、風化の進んでしまった個体が殆どでした。
この世界にも誇れる狛犬芸術をレプリカという形で後世に伝えていくのも
 
ひとつの選択肢だと思うのですが、費用が何処からでるのか?と考えると
難しいことなんですかねぇ・・・