翌朝、Sさんと一緒に

普天間宮へと向かいました。

普天間宮には熊野権現様が

祀られているので、

ここにも毎年挨拶に来ます。

 

待合室に入った瞬間、

 

 

法妙「あーっびっくり

 

 

『どうしたんですか?』

 

 

と一枚の絵画をみて

 

 

法妙「夢に出てきたの

このおじいさんです」

 

 

『そうなんですか?

ウティン長老やん』

 

 

法妙「だ、誰ですか?」

 

 

Sさん「ユタの免許を渡す人です。

この人が出てきたんですか?

本当にいるんですねニコニコ

 

 

 

ユタに選ばれた人は、

夢にウティン長老が出てきて

帳簿みたいな本をもらうと

言われています。

 

 

『じっちゃん甘すぎるわ。

悪いことする人の免許は

剥奪してもらわんとビックリマーク

 

 

法妙「身内に甘い感じでしたもんねニコニコ

 

 

『免許渡す人が忖度したらダメでしょ。

悪いことをできんようにしてもらわな汗

 

 

そんなことでSさんの家に行き、

ご祈祷の準備を始めました。

 

 

『力を失ったらビックリするでしょうね。

そんなこと想像したこともないやろうしうーん

 

 

法妙「取られたら気がつくんですかね?」

 

 

『何かされたとは思っても、

最初は気付かないと思いますよ』

 

 

法妙「力を失ってもですか?」

 

 

『自分の力の根源を取られる

なんてことは思いもよらんし、

まさか神様を取るなんてことが

あるとも思ってないでしょうから、

 

あれ?

 

何かおかしい。

 

いつもと違う。となってきて、

 

少しずつわかってくると思います口笛

 

 

 

 

法妙「何か効かへんな〜って感じですかね?」

 

 

『今までのような細かい霊視とかは

できなくなるけど、霊感は残るんでね。

 

まぁ、人に害を与える力も

一般人の生霊くらいになるし、

大きな悪業も積まんですむでしょうグッ

 

善いことをする力は残してるから

別の道で再スタートしたらいいんですよ。

今度こそ自分の実力で生きれますしニコニコ

 

 

法妙「ほんま有難いですよね。

この人に苦しめられる人も減るし、

悪業も積まなくていいし、

おじいさんも悲しいけど、

喜んでくれるんじゃないですかねニコニコ

 

 

 

ご祈祷の準備ができた所で、

まずはSさんと店舗にかけられた

呪詛には触らずに、

 

黒ユタの悪意に少しでも力を貸した

神霊や守護霊、眷属霊などを

沖縄のある神様の力を通して

確認していきます。

 

 

『やっぱこの人、凄い手持ちやなあせる

猫?シーサー?

狐系も蛇もようさんおるし、

悪いことに使われてかわいそうに』

 

私は霊視はできないので、

必要なとき以外には

何も見えないのですが、

こういう時には教えてもらえます。

 

見えようが見えまいが、

問題は解決できたら

何でもいいしね。

 

 

確認していくと、

協力している先祖霊もいるし、

悪事に対してはよく思っていない

先祖霊達もいてるようです。

 

 

真っ当な人達は子孫が

悪魔化したら悲しいのでございます。

 

 

ただ、善悪かまわず

協力する神霊が数体いて

物凄い抵抗をしてきます。

 

 

これがキツイ。

 

 

『この神さん、かなり力あるのに

ほんま勿体ないな〜笑い泣き

 

 

という感じです。

 

 

おそらく先祖のユタが修行しまくって

一族の守護神となってくれた

神さんもおるのでしょう天使

 

 

ここでは道から外れた天部の神様や

神々を教化する為の修法も使いますが、

 

もちろんそれだけでは

どうこうなるものではありませんから

 

秘術を組み合わせながら

処理していったのでした。

 

つづく

 

金剛山 一光寺

 

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