毎年、店舗祓いの依頼を受けて

沖縄に行っているのですが、

 

去年くらいから突然、

店舗に異変が起こり始めたのです。

 

 

強力な結界をはっているので、

よほどのことがない限りは

変な問題が起こることはないのですが、

 

急激にお客さんが減り出した時期があって

Sさんも不思議に思っていた所、

 

店舗でのご祈祷を開始すると、

ユタ(沖縄の霊能者)

呪詛をかけられていることが判明。

 

 

それを対処したお話は、

琉球霊験記2023で紹介しているので

そちらを見て下さい。

 

 

 

その後は、お客さんも戻ってきて

順調にきていたのですが、

 

今度はSさん自身に

異変が起こり始めます。

 

そして、お店にも影響が出始めた時には、

何度か無言電話がかかって

きていたと言います。

 

 

前に呪詛をかけた人では

なさそうな感じでしたが、

 

行ってみないと

どういうことになっているのかは

わかりません。

 

 

ただ、『前と同じような感じかな?』

くらいに思っていました。

 

 

Sさんに聞けば、同業者を潰す為に

ユタに依頼する人もいるようで、

 

呪詛を専門に受けるユタのことを

黒ユタと言うそうです。

 

『黒ユタ汗』 

 

沖縄の神様に選ばれた者が

ユタになっていくのですが、

 

心のコントロールができない人も多く、

少しずつ道を外していき、

欲を増長させ、欲に溺れてしまったり、

怒りや憎しみの憎悪にのみこまれて

道を外す者達も沢山いるそうです。

 

 

そんな黒ユタ達の

怨念や呪詛を解くだけでは

イタチごっこになる為、

 

『どうしようか・・・』

 

と考えていた所、

 

ご神仏から霊示を頂き、

 

法妙さんと一緒に沖縄の

御嶽(琉球神道による祭祀を行う場所)

を巡ることになったのです。

 

沖縄へ行く日が近づいてくると

法妙さんが夢を見ます。

 

洞窟のような所がある海岸 で

仙人のようなおじいさんが出てきて、

 

「私が預かろう。

沖縄の子は皆かわいい子供なのだ。

許してやってくれ」

 

という内容だったそうです。

 

『おじいちゃん?誰なんですかね?』

 

法妙「身内に甘そうなおじいさんでした」

 

『人に呪詛かけるような人を

甘やかしたらアカンでしょ爆笑

 

法妙「ですよね(笑)」

 

「けど、その洞窟のある海岸って

どこにあるんですかね?』 

 

法妙「いつもみたいに

行ったらわかるんじゃないですか」

 

と、よくわからないまま

沖縄へと向かったのでした。

 

 

つづく

 

金剛山 一光寺

 

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