デリー空港よりナグプールへ行き、

ホテルへと向かいました。

 

 

ナグプールに行くのなら、

佐々井上人のお寺にも行きたい

と伝えていました。

 

そして、もし佐々井上人に会えるなら

会いたいとガイドさんに伝えていたら、

 

ガイド「シューレイ・ササイは

凄く忙しい人だから会うのは難しい。

簡単に会える人物ではない」

 

と、最初はあしらわれていたのです。

 

インドでは国の要人として

扱われている方ですから

当たり前ではあります。

 

一見さんの一般市民の外国人が

いきなり押しかけて会えるわけがない

とは思っていたので、

『ご縁があれば』という感じでした。

 

しかし、八大聖地を周っている間に

ミラクルが続いたことで、

突然ガイドさんのテンションが

上がり始めたのです。

 

 

ガイド「これはもしかしたら

シューレイ・ササイにも

会えるかもしれないよ」

 

 

法妙「なんかテンション

上がってますよね」

 

『奇跡的なことが起こりすぎて

さすがに何かを感じたんちゃいますかね。

けど、この流れだったら、もしかしたら

もしかするかもしれませんよねうーん

 

という話をしていました。

 

 

 

それからガイドさんは

あちこちに電話をかけまくって

いるようでした。

 

ガイド「何とか頑張ってみるよ」

 

ナグプールに着いてからも

電話をかけまくっていました。

 

ホテルで一泊して朝になると、

 

ガイド「今からシューレイ・

ササイのマネージャーに

来てもらえることになったよ」

 

と興奮気味に話してきました。

 

法妙「えーっ、会えるの?」

 

ガイド「とにかく彼は忙しいから

まだわからないけど、

何とか頑張ってみる!!

 

そして、佐々井上人のマネージャーが

来られて挨拶をかわしました。

 

 

ガイド「彼が何とかすると

言ってくれてるから、

あとは彼に任せよう!!

 

 

そんなことで、

まずは龍樹菩薩大寺へと

向かったのでした。

 

龍樹菩薩大寺の入口。

 

ご本尊のお釈迦様にご挨拶お願い

 

若い頃の佐々井上人の写真があります。

写真の一番奥には日本人女性。

この女性の寄進によって

このお寺は建てられたということで、

女性の絵や写真もお祀りされていました。

 

もの凄い功徳を積まれたことで

来世での果報も計り知れないことでしょう。

 

 

お寺の外に出ると、

お寺を管理しているインド人の男性が

話しかけてきました。

 

 

ガイド「チャイをご馳走したいらしいけど」

 

 

法妙「いただきます」

 

 

お寺の横にある男性の家の前に行くと、

小さな女の子が私の足元で膝をついて

挨拶をしてきました。

 

 

男性「家の中にどうぞ」

 

 

ガイド「いや、私はここにいる」

 

男性「どうぞどうぞ、是非入って

チャイを飲んでいって下さい」

 

ガイド「どうするの?」

 

あきらかに不可触民の家に入るのを

嫌がっています。

 

法妙「え~っ、入ってみたいびっくり

 

ガイド「入るの?僕はここで待ってるよ」

 

法妙「一緒に入りましょうよ」

 

と言ったらしぶしぶついてきました。

 

 

不可触民の方ではありますが、

この地域では佐々井上人が教育機関を作り、

不可触民でも仕事ができるようにしている為、

私達が見てきた不可触民達の家とは違い、

かなりキレイな家でありました。

 

『テレビもあるびっくり

 

法妙「ドラえもんやびっくり

 

チャイとクッキーを頂きましたが、

ガイドさんはチャイも断っていました。

 

『めっちゃ嫌がっとるな汗

 

ガイド「そろそろ行きましょう」

 

ということで女の子と写真を撮って

次に行くことにしました。

 

そうしたら女の子が佐々井上人の

忘れていった帽子をもってきてくれました。

 

 

ガイド「シューレイ・ササイが

もうすぐ別のお寺に帰ってくるようで

会ってもらえるらしいから、

そこに向かいましょう」

 

 

『会えるんですねびっくり

 

ガイド「頑張ったよグッ

 

法妙「すごーいあせる

 

ということで、佐々井上人の

インドラ寺へと向かったのでした。

 

 

 

つづく

 

金剛山 一光寺

 

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