修行者達から感想のメッセージを
頂いているのでＦＢに載せていっていますが、
最後のご祈祷の時は
キツかった人達もいたようです。
『雨のお蔭で楽ちんでしたね
』
法妙「やっぱり雨の修行は
オバケが少なくて嬉しいです
」
なんて話をしていたので、
全然気付いてませんでした（笑）
法妙さんは妖怪には弱いけど
オバケには強いからね。
修行者達を囲うように
結界をはったタイミングで
我々についてきていた
オバケ達が暴れ出したので、
その影響を受けた人が
多かったのかもしれません。
肩や腰などの体が重たくなるとか、
どこかに痛みが出だしたり、
餓鬼系のオバケの影響で
声が出なくなってきたり
する程度やと思いますが、
キツかった人もいたようです。
声が聞こえなくなってきたりして
読経が乱れ出してしまうのは
あきらかに修行不足やけどね。
今はオバケの数が多くても
有難いことに何のこっちゃないので、
行場で憑いてきたモノなんかについては
ご神仏達に処理して頂くので、
途中に憑かれてしんどくなるのは
ええ修行だと思って頑張りましょう。
こういった修行では
霊的防御を強くしやすいしね。
愛宕山は普段登っている人達もいて
安心なお山ですが、
修行となったらお山の顔が変わるので
同じ山だと思えないとのことでした。
愛宕山は慢心する修行者に
厳しいという面があるしね。
合計で６時間くらいの登拝行となりましたが、
今回は誰もリタイヤすることなく
全員が無事に成満することができたので
本当によかったです。
皆さんお疲れさまでした
【Ｏさん】
愛宕山登拝の感想
この度は愛宕山登拝のご縁をいただき
ありがとうございました。
今回は、住職はじめ護持会、
役員の皆様に感謝いたします。
今回は登拝の間、
この空間でサンガの皆様と
ご一緒に修行させてもらえている
という事がとにかく幸せでした。
静けさの中、ご住職の鈴の音が響き、
私はただただご真言に集中するという場。
息が上がり、
雨具の中が汗でびっしょりになりながら、
一歩一歩前進。
普段だと「大丈夫〜？」などと声をかけたり、
かけられてしまう状況であっても、
誰も言葉を発しません。
知らない人が見るとまるで
無視しているかのような振る舞いかもしれません。
この皆様に作っていただける空間で
個に集中出来ること、ここに私が居れること
大変ありがたく思います。
他にこのような場はありません。
日常では甘えて過酷な状況が作られない
私にとって山行での仏道修行が
恐ろしくもありますが
それ以上に貴重な時間です。
登拝中は
このような素晴らしい空間に居ても
ご真言に集中できず雑念だらけでした。
特に1回目と2回目の休憩の間の登りは雑念が多く、
ご住職からもそのようにお話があり
雑念は空間を邪魔してしまっているのだと
申し訳なく思いました。
その雑念の内容は今日の朝から、
昨日、その前…誰と会って
何を話したかという振り返り。
ほぼ意味のない事でした。
仕事の事などの内容の時は
割と早めに雑念に気づくきました。
ただここ数日の言動が浮かんでくる時は
考えるという意識もないので、
簡単に入ってきて、
案外長くとどまっていました。
今、思う必要もない
何の意味もなさない事がこんな貴重な場にまで
雑念となっている事に気がつきました。
思考のクセを知らなくては
改善できないとのお話を聞いていたので、
意識したので気づいた事でした。
この度も、大変ありがたい一座に
ご一緒させていただき、
本当にありがとうございました。
信徒:Ｔ．Ｏ
お坊さん達の集団ならともかく、
こういった空間はなかなか無いので
これからも頑張って頂けたら幸いです。
合掌