4月8日は、お釈迦さまの誕生を
お祝いする仏教徒にとっては
とても大切な日であります。
仏教の寺院では仏教の開祖である
お釈迦さまをお祝いする為に、
宗派を問わずに、全国のお寺だけでなく、
仏教系の幼稚園などでも、
お釈迦さまの誕生仏を安置されて
甘茶をかけたり、白象の御輿を引いて
稚児行列をしたりと、
様々なイベントが行われます。
日本書紀によれば推古天皇の時代には、
お盆と共に行われていたといいます。
お釈迦様が生まれた時に
天から九体の竜が現れ、
甘露の雨を降らせてお釈迦様の
産湯にしたという伝説をもとに、
灌仏会(花まつり)では、
甘茶をお釈迦様のお像にかけて
供養しています。
一光寺の御本尊はお釈迦様でありますし、
当寺院にとっても灌仏会は
かなり大事な行事なのです。
花まつりということで、
今年も檀信徒の皆様から沢山のお花を
お供え頂きました。
本当にありがとうございます🙏
供物と共に本堂へとお供えさせて頂き、
お釈迦様とお釈迦様のお母さんである
マーヤー夫人をご供養させて頂きました。
灌仏会の後は、
授戒会と仏前結婚式を行い、
最後には護摩堂にて法華護摩を
修して終了となりました。
「拙宅でも香花灯と
お膳でお祝いさせて頂きました」
という檀家さんもおられたので、
お釈迦さまをご自宅でも
ご供養された方も多かったのでは
ないでしょうか。
仏教徒はこの花まつりが
クリスマスみたいなものですから、
毎年お祝いして頂ければ幸いです。
ありがとうございました