Ｓさんがお父さんの
四十九日法要に来られました。
お父さんは頑固一徹で
性格がひん曲がっていたこともあり、
今回は仏様に教化して頂きました。
お父さんがしょんぼりしている映像を
Ｓさんも見れたようで良かったです。
法要中には「鬼の面をかぶった男の子」が
出てきたということだったので、
探ってみると、
Ｓさんが前世で捨てた子のようでした。
それを伝えると、
Ｓさん「実は私も小さい頃に
母に捨てられたんです
」
『返ってきてたんですね
』
Ｓさん「因果応報ですね
」
『Ｓさんが捨て猫を拾って育てるのも
過去世を償う為のようです
』
Ｓさん「納得です」
『捨てられてから厳しい人生を歩んで、
親を恨みながら死んでいったようなので
鬼になってしまったんでしょう』
Ｓさん「どうしたらいいですか？」
『供養してあげることはできますよ
』
Ｓさん「お願いしたいです
」
恨みを抱き続けた者は生きたまま鬼となり、
亡くなった後も鬼となって彷徨い続けます。
その子もまた前世で、
子を捨てた因があるのです。
どこかで自分の罪だと許めて懺悔し、
悔い改めなければ、何度生まれ変わっても
また同じことに苦しめられることになる。
今回はお釈迦様のおっしゃられた
「自分の作った原因に応じた結果を受ける」
という因果応報を肌身で知ることとなった
Ｓさんでありました。
そんなＳさんからのメッセージです。
ちなみにＳさんが多いのですが、
ほとんど別の人達です
【Ｓさん】
金剛山一光寺 平野住職様
連投と長文すみません🙇♀️
昨日は、父、泰厳の
四十九法要をして頂きまして、
ありがとうございました。
「あの父」ですから、仏様にしごかれて、
不貞腐れているかなと思っていたのですが。
ションボリと立っている父が出てきた時は、
笑いそうになってしまいました。
あの父が！反省している！
凄いなあ！と思いました。
そして、その後に見えた
、少し斜め横向きの般若のお面。
だんだん全体が見えてきて、
それが般若のお面を被った
子供の姿に見えました。
年は5歳から7歳くらい？
白地の着物に紺の絣模様。
黒い手足が痩せてて細い男の子でした。
この子は何だろう？と思いつつ、
法要が進み、再び目を閉じると、
目の前にパッと白く輝くお花が見え、
それがお花畑になり、遠くに父がいます。
たぶん、祖父母やご先祖様達が
迎えに来てくださったようで、
遠景に父を囲んでたくさんの人が見えました。
遠くて、父の顔も見えなかったのですが、
嬉しそうに笑っているように思いました。
この時も、画面は同じなのですが、
右下の別のフレームで、
般若のお面の男の子は見えていました。
終わって御住職にお聞きしたら
「過去世で口減らしによって私が捨てた子供」
とわかり、衝撃でした。
この時の後悔が元になって、
猫に執着して、猫を拾い、世話をする事で、
その思いを解消しようといている。
とのご指摘に頷くばかりでした。
また私自身、生みの母に1歳半で
父の元に置いて行かれているので、
間違いなく、因果応報になっています。
7歳から14歳までは、
継母の元で地獄のような日々でした。
それが20歳頃にフラッシュバックして、
激しい怒りになり、私は鬼になりました。
怒りの為に、身体は自己破壊を起こし、
重度の喘息になって、何度か死にかけました。
継母を恨んだままでは自分を救えないと、
割とすぐに気づきはしたのですが、
感謝できるようになるまでに、
20年はかかりました。
なので、御住職の元で学ばせて頂ける事が、
どんなに早く進め、色々と解消させて頂けるのか。
こんなに違うものなのか、
と何度も思いました。
あんな辛い思いを。
きっともっと辛い思いを、
あの般若のお面の子供にさせてしまったのか…と、
懺悔法をしながら、あまりの思いに
あまり涙も出ませんでした。
ただただ胸が苦しく、仏様に、
この子を救って頂けますようにと祈っています。
幸い、あの子の名前がわかれば、
前世供養という訳ではないので、
ご供養できますよ、と有難いお言葉を頂きました。
少しでも早く、ご供養して頂けますように
精進したしますので、何卒よろしくお願い致します。
地縛霊になっていた父も無事に
成仏させて頂きまして
本当にありがとうございました。
出会い難し仏法に出会え、
御住職や朋友の皆様と出会い、学べる事。
言葉にする事は出来ない思いです。
ありがとうございます。
Ｓ
因果応報。
過去世において自分のやったことを忘れ、
激しい怒りによって鬼となっていた時間の悪業は、
全て自分に返ってくるものです。
ですから、Ｓさんが
「怒りの為に、身体は自己破壊を起こし、
重度の喘息になって、何度か死にかけた」
というのも自業自得であって
当然の報いということになります。
ただ、すぐに気付けてよかったですね。
自分の悪業を棚に上げて、
他者を何年も怨み憎しみ続けるような因を
作ってしまっていたら、
地獄のような日々を何年も過ごすことになる
結果が必ずやってきます。
逆に未来を善くしていきたいと願うなら、
善い思いを抱き、生きていくことです。
どちらの道を選ぶかは
自分が決めることなので自由ですが、
Ｓさんは仏弟子でありますから、
しっかりと滅罪に励まれ、
心から懺悔できるように精進されて
悪業を解消していって頂けたら幸いです。
