最近、ネットでも環境問題のことを

よく目にするようになった。

 

 

東京大学名誉教授は、

人類に残された時間はあと20年程度。

それ以上、対策を引き延ばせば

本当に手遅れになる

と訴える。

 

 

という記事や、

 

 

地球環境めぐり、「人類へ警告」

科学者1万6千人が著名。

 

 

 

世界各国で若者のデモが活発になっていて、

気候変動を食い止めるための

国際的な活動を啓発してきたことで

高く評価されているトゥーンベリさんは、

群集に対し「人類は分かれ道に立っています」

と訴え、「地球のために戦い続けます」と述べた。

 

 

 

など、人類の増加や環境破壊を考えると、

この人達は何もしない人類に

最後のチャンスを与えてくれている

存在かもしれないと思うこともある。

 

環境問題に取り組んでいる学者さんが、

どうやったら皆が変わってくれるのだろうと

考えぬいた結果、

 

「全員の心が善くなるしかない!!

 

という考えにいきついたそうですが、

それはその通りだと思う。

 

 

ほとんど自分のことしか

考えることしかできないほど

心が貧しくなってしまっている状態では

今生きることに精一杯であって、

ましてや環境のことまで考えることなど

できないのは当然でしょう。

 

 

日本人と台湾人達の寄付の差を

見てもわかることですが、

 

こんなに恵まれた環境で生きている

日本で生まれても、

 

そのような心になれないのは

我々はそういった教えに

ふれる環境がなかったり、

少なかったりしたからでしょう。

 

 

布施の文化を無くしてしまい、

 

「あれだけやったったのに」

 

「やってくれたら私もやるわ」

 

と卑しい損得の文化が育ってしまった。

 

 

未来は変えられるものですが、

変える気がないのであれば

予言のように書かれた仏教の経典や

日本の日月神示が言うようになったとしても、

(現に書かれていることに近い

道を辿っていますが・・・)

仕方ないのでしょう。

 

 

「神が人々を見捨てたわけではなく、

人々が神の手を離したのだ」

というのもその通りだと思う。

 

自分に執着しすぎて

現世利益ばかりとなって

自ら手を離していく。

 

 

救われるには人々が

「心を磨くしかない」というのは

そういうことなのでしょう。

 

 

私ができることとしましては、

ご縁ある人達には生きとし生ける者を

苦から救うことのできる

お釈迦様の教えを知って頂き、

 

未来の為にも共に魂を磨き、

心を善くしていきたいと思っております。

 

 

私如きがいくら仏教の教えを説いた所で

救えない人が沢山いるのは事実ですが、

 

今世では縁が無くなったとしても、

もしかしたら来世では救えるかもしれない

という思いも含めて修行や布教に励んでおります。

 

 

そういった考え方ができるのも

仏教のお蔭です。

 

 

過去、現在、未来と同じように

大事であるからこそ、ほぼ休むことなく

今できることを精一杯やることができています。

 

 

今さえ良ければいいという考えにならないのも

仏教に出遭えたからでありますから、

この仏縁を最後のチャンスだと思って

死ぬ時まで精進努力していきたいと思います。

 

 

金剛山 一光寺

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