修法を進めて行くと、
Kさんの体が大きく動こうとしたので、
突然真元さんが印を組み、
真言を唱え出しました。
「これが真元さんの指導霊さんか。スゲ~!!」
と感心していると、Kさんの動きが止まったので、
Kさんから術者を切り離す為、
日光の某寺院から頂いたお不動さんの剣を手に持ち、
Kさんの後ろへ行きました。
「心頭滅却すれば・・・」と言う言葉の後に、
「エ~イ」と剣を振り下ろしました。
すると、Kさんがガクッと
前に倒れそうになっておりました。
後から真元さんに聞いたのですが、
切り離せたら体が前に倒れるようです。
そのまま切り離した術者を
仏の道へと送る為の作業を行いました。
一人の術者は呪ったことで上にあがれないので、
後悔していたようですが、
もう一人は、それでも「お前のせいで~」
と怒り狂ってもがいております。
この時、真元さんの指導霊さんが、
『哀れよのう。よう見とけよ。』
とおっしゃってたみたいです。
そして、最後の仕上げの修法に移りました。
すると・・・
つづく
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