先日、あの世の世直しのYouTubeにて
【呪術合戦】
少林寺系僧侶vs呪術系黒ユタの戦い!
という動画を投稿させていただきました。
動画をご覧頂いた方の中には、
「御嶽って何?」
「ユタって誰ですか?」
という方達もおられると思うので、
今回はその補足として、
沖縄の信仰の基本を、
お話ししていきたいと思います。
◆御嶽(うたき)とは何か
御嶽とは、
神様が宿る自然の聖地のことです。
本土の神社のように建物が中心ではなく、
森、岩、洞窟、海といった、
然そのものが神域となっているのが
大きな特徴です。
◆御嶽の伝承的な特徴
沖縄の伝承では、
御嶽には次のような性質があります。
・女性の聖域(男子禁制の場所もある)
・祖霊や精霊も共に祀られている
・場所ごとに気やルールが異なる
・無礼は障りとして現れることもある
これは、日本の霊山信仰や
修験道とも通じますが、
より「自然と共にある祈り」が
色濃く残っている世界です。
◆ユタとは何か
ユタとは、
神様や祖霊と繋がる霊能者
のことを指します。
・原因不明の体調不良
・家の問題
・霊的な違和感
などに対して、適切なアドバイスや、
独自の祈祷や供養などを行い、
整える存在です。
本来は、 人を救うための
役割を担っています。
ちなみに私も何人かのユタさんに
鑑定してもらったことがあります。
◆黒ユタという考え方
ただし、伝承の中では
力を誤って使う者の存在も語られています。
それがいわゆる黒ユタと
呼ばれる存在です。
これは特別な流派とかではなく、
心の在り方によって道を外れた状態
を指す言葉です。
◆嵩山少林寺と道教の聖地
今回の出来事の背景には、
嵩山少林寺とのご縁も大きく関係しています。
嵩山は古来より、
道教の聖地(霊山)として知られています。
そして少林寺は、 仏教を中心に
道教・儒教も融合した
「三教一致」の場でもあります。
◆沖縄との繋がり
沖縄(琉球)は歴史的に、
中国との交流が深い地域です。
そのため、
・自然信仰(神道的)
・祖霊信仰(仏教的)
・精霊信仰(道教的)
が混ざり合い、
独自の神仏習合的な世界が
形づくられてきました。
◆すべてに共通すること
ここまで見ていただくと分かる通り、
どの文化、どの伝承でも共通しているのは
「心の在り方がすべてを決める」
ということです。
正しい心であれば守られ、
誤った心であれば道を外れる。
これは時代や地域を超えて
伝えられてきた大切な教えです。
◆次回は
今回お話しした御嶽ですが、
実は「知らずにやってはいけないこと」
がいくつもあります。
軽い気持ちで入ってしまったことで、
体調を崩したり、違和感を感じるケースも
伝承の中では語られています。
『御嶽でやってはいけないこと』
として、実際の伝承をもとに
お伝えしていきます。
つづく
