文句ばかり言う人の
心の仕組みを知る
優越感・プライド・承認欲求・劣等感
たまには文句や悪口も言いたく
なるのはわかりますが、
中にはいつも文句や悪口を
言っている人がいます。
仕事のこと、人間関係、社会のこと、
SNSでは見ず知らずの他人にまで
批判を繰り返している人もいます。
そういう人といたら疲れますよね。
しかし、文句という行為の裏には
必ず 心の仕組み があります。
その心を正しく見つめると、
文句ばかり言う人生が、
実はどれほど自分を弱らせているか。
が見えてきます。
今日はその 心の正体を、
仏教・古流神道・道教の視点も
交えてお話していきます。
① 優越感と自己中心性
文句ばかり言う人は、
「自分のほうが正しい」
「自分のほうが分かっている」
という優越感を心の奥に抱いています。
これは仏教で言うところの
慢(まん) の心です。
慢は、修行者が最も注意すべき心の毒。
自分の心の曇りに気づかないため、
他人を責めることで、
自分を保とうとします。
② プライドの高さ
自分の非を認められない
文句を言う人は、自分の失敗や弱さを
認めることが苦手です。
認めることは負けではありませんが、
心が成熟していないと、
「自分を守る」ために批判が出ます。
仏教ではこれを
痴(おろかさ) の一つとします。
③ 承認欲求と「かまってほしい心」
SNSでも何でも文句ばかり言う人は、
実はとても寂しいのです。
「共感してほちい」
「自分の言葉に反応してほちい」
「注目してほちい」
その気持ちが満たされないと、
文句という形で他人に揺さぶりをかけます。
④ 劣等感の裏返し
優しく言えば、
文句とは 自分の弱さを隠す鎧 です。
強がっているように見えて、
実は誰よりも傷つきやすい。
神道的に言えば、
心が「曇っている」状態です。
⑤ SNS時代の批判依存
SNSには
「文句を言うと反応がもらえる」
という仕組みがあります。
すると人は無意識にその刺激を求め、
批判ばかりの発信になっていきます。
仏教でいう 煩悩の強化 です。
心は荒れ、運は下がり、
善き縁は遠ざかっていきます。
■ まとめ
文句ばかり言う人は、決して強いわけでも
正しいわけでもありません。
むしろ、
・傷つきやすい心
・認めてほしい心
・劣等感
・自己中心性
こうした心の曇りが
積み重なった結果なのです。
仏教でも神道でも道教でも、
口にする言葉は その人の心そのもの とされます。
次回は、
文句が生む「言霊のケガレ」と心の毒」
についてお話していきましょう。
つづく
