令和5年1月8日 赤ゾレ山(台高)
4時間半 単独 曇
台高・赤ゾレ山へ直登ルートからピストン
全くトレースのない雪の尾根歩きだった
東吉野村・大又林道終点駐車場に着いた時は満車
途中の道沿いにも駐車されており辛うじて一台分空いていた
スペースに駐車した
8:30発、駐車場を出てすぐ左手に緑の鉄橋がある
橋上の雪に踏跡が続いていたのを見て踏み込んだ
トレースがなければ止めておこう思っていた
しかし、直ぐにやばい橋が現れた
塩ビのパイプは滑る~朽ちかけた材木をスタンスに手摺に縋って這い上がる
ここが本日唯一の核心部だろう
続いてロープのお出迎え
植林帯のジグザグ急登を150mほど登ると雪が現れはじめた
ん、踏跡がない! テープは律儀に続いているがノートレースの
バージンスノーである
自然林の尾根を過ぎると、再び薄暗い植林尾根
道は右手に緩やかにトラバース斜上して行く
雪が深くなり傾斜が急になると一登りで稜線に飛び出した
10:24,台高の主稜線1240mに出るととたんに雪が多くなった
もちろんノートレース
ピン付き防寒長靴に8本爪アイゼンを装着していたが、
ここでワカンも追加装着した
ワカンの装着に手間どったが、
風がなく雪山にしては比較的暖かいのが
コースタイムでは赤ゾレ山まで10分となっていた
20分余りかかって雪の斜面を登っていき山頂へ
11:04,赤ゾレ山山頂 1303m
山頂広場には当然ながら誰もおらずガスで展望もない
珈琲とサンドイッチで一息ついて、早々に下山にかかる
降りてきて最後の核心の橋の手前で、単独の男性が追い付いてきて
道を譲る
薊岳から縦走されてきたそうで、(明神平からは恐らくノートレース)
その健脚ぶりに驚いた
ガスで視界のない曇天日、晴れていればサイコーの雪山だったろう
未知のルートを無事下山でそれなりの充実感はあったが、
次回は是非、晴天日に訪れようと思った