『何も咲かない寒い日は、

下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く』

 

 

 

この格言は、シドニー五輪金メダリストである

マラソン代表の高橋尚子さんが

高校時代の恩師から送られた言葉として有名です。

 

 

 

根っこを長くするためには、

花が咲かない時間もあると思いますが、

 

根がしっかりしている木には、

いつか大きな満開の花が咲くと言うこと。

 

 

 

人もまったく一緒で、

自分自身の根っこ「心根」ともいえる部分をいかに養っていくのか、

ということがすごく大切だと感じます。

 

 

 

この根を養う時期というのは、

物事が順調にいっている時よりもむしろ

 

一見全くうまくいってない時や先が見えない時に、

そこをどのように過ごすかによって決まるのではないでしょうか?

 

 

 

表面上結果が出ていなくても、

いかに諦めずに努力をすることができるか?

 

 

卑屈にならず、他人を羨んだり憎んだりせず、環境のせいにせず、

その時その時の状況を受け入れ、

 

素直に自分を顧みて(反省する)決して手を抜かずに

行動を繰り返すことにより、その先に必ず大輪の花が咲く。

 

そう信じて冬の寒い時期を過ごせるかどうか。

 

 

 

どうしても先が見えない時は、

目の前の結果だけに捉われ大局的に物を見たり、

 

俯瞰してみることができなくなり、

気づくと自我的発想になって自暴自棄に陥り

つい努力も怠りがちになってしまうことが、私にも多々ありました。

 

 

 

ただそんな時こそ

「冬来たりなば春遠からじ」「朝の来ない夜はない」と

自分に言い聞かせ、結果ではなく行動にフォーカスすること。

 

 

 

逆境には必ず意味があり、

この時期を乗り越えたら自分の根っこの部分が大きくなり、

 

その後大きな花が咲く前触れと

どんなことからも逃げなければ、

自分が一回りも二回りも成長すると信じること。

 

 

 

「言うは易く行うは難し」ですが、

辛い厳しい「冬のさむい時」こそ、

 

この格言を胸に日々全力で努力精進することで、

来るべき時に大輪の花を咲かせたいものです。

 

 

皆さんはいかがでしょうか?