上京して買った80年前のギブソン・ギター(GIBSON L-30) | いきすぎたDIY【ヴィンテージギターとDIY】

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いや~ギブソンがとうとう破産決定ですね~。もうギターの時代が終るんですかね~??

ギブソンのヴィンテージの値段上がるのかな~??

 

こないだ夜行バスで上京して買ってきた1939年製、80年前のGIBSON L-30のレビューです~♪第二次大戦前のプリウォーです。

 

 

渋い!でも可愛い(笑)

 

 

コンパクトなのに音量はかなりあります。

このクラックも茶色のサンバーストも大好きです~♪見てるだけでニヤニヤしてしまう(笑)

 

 

塗装が乾燥しきってるのか、少しピックが当たると塗装が剥がれてきます。歴代のオーナーは指弾きだったみたいですね~。

ライブバーで何曲か歌っただけでかなり塗装が剥がれてきました~(笑)

僕は好きなので嬉しいです~♪

 

音は狭いです(笑)

低音はこの小ささにしたら結構出ますが普通のアコギほど出ないです。一般的ないい音ではないです。

なぜこれにしたかって言うとですね~

「とにかく枯れてかっこいい!」んですよね~♪

 

弱く弾くとやさしい枯れた音がするし、強く弾くと「バシャ~ン」って割れる音がしてそれも最高です。でもその差も狭いので力加減がむずいです。

 

このFホールから古臭い匂いがします♪

 

 

このギターのロゴ、古いタイプのスクリプトロゴなんですよね~♪

可愛い♪これ、欲しくなった理由の1つです(笑)

人気のあるギブソンでこのロゴだとすごい金額です~。

でもこれは人気ないから26万円。新品の高いのにくらべたらお安い。

 

 

このギター、コンパクトで可愛いのに渋い音だし、めちゃくちゃヴィンテージなのに安い!

人気のない大きな理由だと思うんですが~ネックが太くて(ナット幅44.5mm)、めちゃくちゃ三角形です(笑)

50年代のフェンダーも三角のぎみのネックですが、これは本当に三角形(笑)

 

 

このネックはめちゃくちゃ違和感あります!!!!

買うときにかなり悩みました(笑)

 

夜行バスで行って、1日ウロウロ探して疲れたのでマクドナルドで休憩して考えました。「後悔しないのはどれ?」って

答えは、

可愛いからこれにしました(笑)

 

クラックも全体に入ってます。塗装が薄いのでうっすらと入ってます。もっと派手に入ってるのが好きです(笑)

クラックは入ってますが、木の割れが全くないです~!

60年代でも木が割れてるのは普通なんですが、この80年前のは木の割れが全くないです~!

木がいいのを選べたからかな??作りがいいのかな??

 

 

ブリッジはオリジナルのエボニーで、エレキ派には嬉しい弦を交換しやすいトラピースです♪

たまに頼まれて人のアコギの弦交換しますが、エンドピン?はめんどくさいんですよね(笑)

あと弦の高さ変えるのも簡単♪

エボニーのブリッジは使い込まれて角が丸くなってます♪

 

 

マホガニーのネックにはしっかり虎目が出て美しいです。実物は画像よりもしっかり出てます♪見ててニヤニヤする(笑)

 

 

フレットはかなり低いし、アコギ弦はほぼ弾かないのでかなり弾きずらいですが、かなり練習してライブバーに持って行きました~♪

ヴィンテージ好きなスタッフもかなり興奮して喜んでくれたし、65歳くらいの3人組みは「おお~懐かしいギターやな~~!」って言ってました(笑)

弾かせてあげたらめちゃくちゃいい音で弾いてました♪

このギター持って行って「80年前のギブソン弾きます?」って言ったらどこのライブバーでも仲良くなれる(笑)

 

弾き語りもいい感じに出来ました♪狙った通りの枯れた渋い音で楽しかったです。

これからもガンガン弾き語りしていきます~~♪