アイラ島産のピートのみを使って麦芽を乾燥させ、非常に
ピーティーでオイリー、湿った土のような独特の酒質のモルトが
ロングロウ(Longrow)」。

キャンベルタウンの代名詞であるスプリングバンク蒸留所の
セカンドラベルで、かなり通好みのブランドですね。

このロングロウ、仕込まれた年によって微妙に味が異なるのも
ファンには堪らない魅力で、当店にも久々にちょっと前の
ヴィンテージの物が入って来て人気を博しています。


$粋七日記

ロングロウ10年(95年蒸留) 46%


松のようなフレッシュな香り、オイリーなボディという
ハウススタイルはそのままに、やはり現在のロングロウよりも
甘くクリーミーで、ピリッと辛みのある味わいが体験出来ます。

この暖かなフィニッシュの長さは特筆モノ。

ぜひこの機会に味わって頂きたい一本です。


しかし同じ敷地内で、同じ原料を使って仕込まれるのに、なぜ
ここまで「スプリングバンク」と違う個性が生まれるのか…?

フィディックとバルヴェニーの関係と同様、シングルモルト界
七不思議のひとつです(←あくまで個人的に、ですがにひひ

(J)


↓「ロングロウ」って入力すると、何回やっても「ロング郎」って
 出てくる。そんな名前のヤツ、いるか~!?ひとつ、ぽちっと。
にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ