ジンベースに薬草系のリキュールを合わせたカクテル
というと、通好みのものが多いですね。

アンゴスチュラ・ビターズを数滴沈める「ジン&ビター」、
シャルトリューズ(イエロー)と合わせた「アラスカ」、
グリーン・シャルトリューズとなら「エメラルド・アイル」・・・

どれも度数が高く、個性も強いですが、定番的なカクテルです。

その中でも、初夏に咲く花の色と薬用酒の小粋な甘さで
忘れがたいのがこのショート・カクテル。


$粋七日記

アカシア ACACIA


1928年、南仏ピアリッツでのコンクール優勝作品。

レシピはジン3:べネディクティン1、キルシュワッサー
2ダッシュをシェイクといもの。

アカシアの黄色と、とろりとした甘味が特徴なんですが、
この甘味を作り出しているのが強壮酒として名高い
べネディクティン

フランス、ノルマンディー地方の修道院で生まれた、27種もの
ハーブ・スパイス類が原料の、どっしりとした丸みのある高級酒。

カクテルの世界ではブランデーと合わせた「B&B」が有名ですが、
勿論ジンとも好相性。

しかも今回は写真のオールド・ボトルのべネディクティンを
使ってのおすすめ。
カクテルの変遷を知るにも最適です。


可憐な中にも艶を秘めた大人のカクテル「アカシア」。
ぜひ一度、味わってみて下さい。

(J)


※店休返上のお知らせ

本日5月25日(水)は店休返上で営業致します!

お時間ありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。


↓アカシアの雨~に~打たれて泣いて~た~♪
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