クモの巣を取り払う事を禁ず

昔から「入手できる最上のモルトのひとつ」と
いわれてきたスペイサイドのリンクウッド（Linkwood）。

軽くフローラルな香り、まろやかで飲みやすいボディは
入門編にも持って来いな一本。

今回入荷したゴードン＆マクファイルの１５年物も・・・
バランスの良い仕上がりでした。




G&M　リンクウッド　１５年　４３％


このラベルに見覚えある方も多いのでは？

GMを代表するシリーズといっても過言ではない
”蒸留所ラベル”ですね。

実はこのGM社の本拠地というのはスコットランドの
エルギンにあるんですが、そこから２ｋｍ南にあるのが
リンクウッド蒸留所。

つまりは、昔からパイプも太かった訳ですね

そんな経緯もある為、このボトルも安定感ある仕上がり。

クリーンで甘く、花びらのようなハウス・スタイルは
そのままに、熟成による奥行きが出ています


かつての経営者が環境の変化がウィスキーに影響を
与える事を恐れ、クモの巣を取り払う事すら禁じた
という逸話が残る程、伝統を重んじる蒸留所。

その変わらぬ真価をぜひストレートやトワイス・アップで
お試し下さい。

（Ｊ）



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