最近、「指定農場の芋使用」とか「無農薬栽培芋仕込」など
原料にこだわる芋焼酎が増えていますが、現在ではほとんど
栽培されてない”幻の品種”でつくられた一本がこちら。


$粋七日記

蔓無源氏~つるなしげんじ~ 26度


「さつま国分」や「大正の一滴」でお馴染、国分酒造さんの自信作。

酒名にもなっている原料の芋は、明治40年に発見された
在来品種のさつまいもで、一時は西日本を中心に盛んに栽培されて
いたという貴重なもの。

「源氏いも」に比べツルの長さが極端に短い事からこの名が
付いたようです。

その希少な苗を指定農家で3年に渡り育ててもらったと
言いますから、イヤハヤ大変な手間ですねショック!


造りは「大正の一滴」と同様「老麹(ひねりこうじ)」が使われて
おり、”大正時代にこだわった”という仕上がり。

芋焼酎らしいトロリとした飲み口と甘み、度数も以前の34度から
26度になった事で、より間口が広がった印象を受けます。

造り手の熱い想いが伝わってくる「幻の芋からつくられた」この
一本、ぜひロック等でその真価をご堪能下さい。

(J)

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