CHESS”といえば50年代シカゴ・ブルースの
代名詞的レーベルとなった名門。

その一代記を歌とドラマでテンポよく綴った傑作映画を観ました。

こりゃ~イイ出来グッド!全ての音楽ファン必見!です。


$粋七日記

キャデラック・レコード


何しろ主役はレーベルオーナーのチェス(「戦場のピアニスト」の
Adorien Brody)にマディ・ウォーターズ、リトル・ウォルターに
チャック・ベリー!と「黒いの(土臭いの)」好きにはタマランじゅる・・
ラインナップ。

それぞれの役の役者が自分で演奏し、歌ってるんですが、
これが達者でビックリショック!

しかし、さらにドギモを抜かれるのがエタ・ジェイムズ役の
ビヨンセの歌。

「ドリーム・ガールズ」でも高い評価を得ていましたが、
ま~~ウマイのなんのって音譜

ハッキリ言って、この人の歌声を聴く為に観ても損はないと
言い切れる程、めちゃめちゃソウルフルです。


そして散りばめられたエピソードの数々。

リトル・ウォルターのケンカっ早いトコとか、マディとハウリン・
ウルフの確執とか、エタ・ジェイムズのドラッグ癖とか、これまで
”伝説”として読んできたコトを実際に映像で観れる楽しさきらきら!!

時代を変えてしまうような音楽が、マス・プロダクトではなく
心ある人々の手づくりで生み出されていた時代の、幸福な記録。

彼らの余りにハチャメチャな行動に、ドキドキワクワクの連続
必至な(ある意味)青春映画です。


勿論、家で観る時はバーボンを用意してどうぞにひひ

(J)


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