私より少し上の世代の映画ファンの方と話しをしていて、
必ず盛り上がるのが

「なぜ60~70年代位に活躍していた男優達は
あんなにカッコイイんですかねぇ!?」

って話題。

ポール・ニューマン、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、アラン・ドロン・・・

皆それぞれに個性的で、色気があって、存在感もすごい目

中でも「伊達っぷり」で郡を抜くのがスティーブ・マックイーン。

こんな話をしていると、必ず当時の名画を観たくなるんです。


$粋七日記

華麗なる賭け The Thomas Crown Affair(1968年)


何不自由ない実業家の青年が、己の好奇心を満たす為だけに
銀行強盗を計画、見事大金をせしめるが保険調査員の女に
次第に追い詰められる。しかし彼女が男に惹かれてしまい・・・
というストーリー。


分割画面(「24」の元祖?)やJAZZYなBGM、ファッション等から
ストーリー展開にいたるまで、スタイリッシュな事この上ない。

また細かい仕草や表情、息づかいまで感じるほど役者の演技も極上で
酔わされますきらきら!!


しかし、この歳になって観返してみて改めて感動するのは

すごく自然な不健康さ」が全編に横溢しているコト。

ホームバーで、オフィスで、避暑地で、常にグラスを傾け、
煙をくゆらせ続ける主演二人のカッコ良さ。

特に”くわえ葉巻”のマックイーンときたら・・・う~ん、イカスグッド!


休日に、酒でも飲みながら観るのにピッタリなこの一本、
まだ観てない方は、ぜひシビレて下さい。

(J)

$粋七日記

P.S.次の日、たまたまウチの奥さんが吹き替えで観てたんですが、
ラストのキメ台詞が「賭けには勝ったが、恋に破れた男さぁ~」って、
ミョーに70’S調になってました。そんなんアリ!?

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