ウィスキーの「カスク・ストレングス」(略してカスク)といえば
樽出しそのままの度数で瓶詰めされたものの事。

通常ウィスキーは、一般的に飲みやすい度数(40~46%)まで
仕込水で割ってボトリングされる為、「カスク」はその酒の「生のまま
の状態が楽しめるファンには堪らない存在なのですきらきら!!


最近「ラフロイグのカスク」のラベルが変わったの、気付かれました?


$粋七日記

ラフロイグ10年 カスクストレングス 57.8%


ラベルの下の方に、非常に分り易く赤い囲みで度数と仕込まれた年が
表記されるようになりました。

個人的に、こういう「はっきりとウリが解る」表示の仕方は大好きですグッド!

また、それにともなってラベル全体が何とも言えず「いい顔」に
なりましたよね。

「シロートさんは近づくんじゃねーよ」って感じじゃなく、
二カッと笑って、「まぁ、ちょっと飲んでみらんですか(博多弁)」
って言ってる風に見えませんか?

見えません。そうですかσ(^_^;)

まぁしかし、「顔的」ではあるでしょ?

昔、広告関係の本で「視認性の高いパッケージデザインは、ヒトの顔に近づく」
って書いてあったのを思い出しました。


勿論中味の方は、これまで通りの一級品。

若干甘みが増したかな?という感はありますが、スモーキーでドライ、
タールを塗ったロープのよう」と表現されるフェノール香、
パワフルで複雑な粘着性を伴った味わい、長く暖かい余韻。

The Most Richly flavoured of All Scotch Whiskies
の呼称はダテじゃありません。


ウィスキーの真髄を味わえる「カスク・ストレングス」、どうぞ
臆することなくチャレンジしてみて下さい。

(J)

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