粋七で「兼八」

このブログで紹介する焼酎としては、圧倒的に芋焼酎が多い
ですが、当店で定番の麦焼酎といえば「兼八（かねはち）」。

プレミアム焼酎ブームの頃には入手も困難だった、
大分県宇佐市「四ッ谷酒造」の手掛ける人気の一本



焼酎屋　兼八　２５度


家族経営の、小さな蔵の造る酒として（当然、生産量も少ない）
有り得ない程の認知を得た最大の理由は、その香ばしい麦の香りと
深みある味わいのインパクトでしょうね

それまでの麦焼酎の常識を覆す強烈な個性には、
私自身、忘れ難い印象を持ちました。


裏ラベルには、こう書かれています。

「将来の蔵の方向性・麦焼酎の可能性を想像し、
厳選された麦を、１９１９年創業以来
代々受け継がれてきた伝統の技で、
麦本来の香りと味を最大限に引き出しました。」

シンプルながら力強い表のラベルと相まって、
真摯な姿勢が窺える一文ですね。


次世代のスタンダードとなるであろうこの麦焼酎、
当店でも取り扱い続けたいと思います。

寒い季節には、ぜひお湯割りでもお試しを。

まるで焼いたトウモロコシの様な香ばしい香りが、
一層引き立ちますよ

（J)


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