「ゴードン&マクファイル(GM社)」といえば、
エルギンにある独立瓶詰業者で、その道の先駆者。
蒸留所から樽で買い付けたウィスキーを、
自社の倉庫で熟成させてボトリングする、いわば
「シングルモルトのスペシャリスト」です
日本でまだ”インディペンデント・ボトラーズ”の存在が
余り知られていなかった頃、GM社の手掛けるレアなボトル
は、「ウィスキーって、樽ごとにこんなに味が違うのか」と、
モルトファンを大いにうならせたものでした。
特に印象的だったのが、「ライオンのリベット」。
1960年代にグレンリベット蒸留所から大量のウィスキー
を購入していたGM社ならではの、非常に古く、
豊富なラインナップは、日本の愛好家のモルト理解を
「深化」させ続けています
当店にも、その「大物」が久々に入荷して参りましたので、
ご紹介しましょう。
ゴードン&マクファイル グレンリベット1965 43度
改めて書きますが、なんと65年蒸留、06年ボトリングの
41年物です
それだけの年数が経っていれば、さぞかし煮詰まった
感じになっているのかと思いきや、
ボディはソフトかつスムース。
複雑で、よくバランスの取れたエレガントな香り、
シェリー風味でふんだんに広がる華やかなフレーバー、
暖かく長い余韻
一度飲んだら忘れられない存在感は、「さすがGM!」な
出来映えです。
年数の割には値段もお手頃なので、「ライオンのリベット」
未経験の方は、ぜひこの名酒に触れてみて下さい。
(J)
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