続き | 絶望から這い上がった女のブログ

絶望から這い上がった女のブログ

ほんの2年前は死にたがっていた
絶望にふるえ、男を追いかけ、男に捨てられ
性欲がなくなり、でも恋はしたくて
今は孤独、ではなく、楽しい自由気ままな一人暮らしと言えるよう頑張っています

「酔っぱらった彼女に、シたいって言われたんですけど

 

疲れてるからって断ったら、

 

またそうなの?ってキレられて

 

持っていたスマホを投げつけられて

 

当たり所が悪くて

 

頭いたくなっちゃって

 

 

次の日病院に行ったら

 

このまま検査入院しましょうって言われたんですよ

 

で、そのこと伝えて入院したんですけど

 

なんか全然気にしてなくて

 

実家の方で仕事だから、実家に泊まるねって言って

 

朝電話しても電話でなくて

 

実家のお母さんに聞いたら、帰ってないって言われて

 

問いただしたら友達の家に泊まったって言うんですよ

 

これって浮気の可能性大だし

 

俺が彼女のせいで入院したのにっていうのもあって

 

ダブルできつかったんすよ」

 

(一応他人さまのプライバシーなのでかなりフェイクで変えてます。実際はもっとえぐい怪我です)

 

 

プライド的にスマホは見たくないらしく

 

いいやつじゃん。

 

 

「でもさ、実際にあんまりシてないの?」

 

 

「いやーなんか最近疲れがひどくて、なかなかできなくて」

 

 

「そうなんだ。相性もあるしね。同棲しちゃうとなかなか頻繁にってしなくなっちゃうかー」

 

 

ちょうど肩甲骨をぐりぐりと動かしてもらっているときだった。

 

下半身が動かないように

 

完全に体でとめられている

 

後ろから抱きしめられているような状態でぐりぐりやられてる。

 

普段なら全く何にも感じないし反応することもないんだけど

 

耳元で言われた言葉に

 

ゾクッとする

 

 

「僕、アブノーマルなんですよ。それでね」

 

 

変態大好き陶子ちゃんにそんなこというか?

 

 

じゅるっとなりながらも

 

大人ぶって

 

「へー、そうなんだ。アブノーマルっていうのは、いいね。でも方向性が違ったりすると大変だよね」

 

 

「最初は彼女、あんまり好きな方じゃなくて淡泊で。そこを僕がちょっと広げちゃったっていうか」

 

 

「そうなんだ。それなのに今度は中尾くんの方がさめちゃったわけね?」

 

 

やめてくれよもう。

 

枯れた性欲が復活してしまうじゃないか。

 

 

ねぇねぇ

 

どんなアブノーマルなの?

 

 

普通に聞きたかったし

 

聞いても変じゃないとは思うが

 

聞けなかった。

 

それは、万が一私と同じ趣味だった場合に

 

 

暴走してしまうからだったのかもしれない。

 

 

試しにちょっとだけ振ってみた。

 

 

「私はさ、してみて嫌いなのは、始まってすぐに敏感なところに直撃タイプ。

 

もう風情も何もあったもんじゃないって思うのよ」

 

 

「わかります!そこは待ってあげた方がたかまりますよね」

 

 

やめてーーーー

 

 

好みじゃねーか。

 

 

これはやばい。

 

 

ここは掘り下げないでおくか。

 

 

やばい。

 

全身密着状態でこの話題は

 

 

これは、私が男だったら

 

 

びんびんにたっちゃってます

 

 

 

もうやめよう。

 

 

自分の強い意志で身体のメンテナンスの話に持って行き

 

 

最後はさわやかに終えた。

 

 

よくやったぞ、陶子。

 

 

どうにかなりそうだったわ。

 

 

 

ふぅ