最高の時間 その1 | 絶望から這い上がった女のブログ

絶望から這い上がった女のブログ

ほんの2年前は死にたがっていた
絶望にふるえ、男を追いかけ、男に捨てられ
性欲がなくなり、でも恋はしたくて
今は孤独、ではなく、楽しい自由気ままな一人暮らしと言えるよう頑張っています

今日は推しの東京出張ヨガ。

 

さんざん悩んで、自分の美を保つために車で行った。

 

 

1か所だけ安いコインパーキングがあるが、そこは2台しかなく

 

それ以外は観光地なのでかなりお高め。

 

でも、暑さと風で見た目が劣化する電車&徒歩は避けたい。

 

「こういう日のために節約してるんでしょ」

 

との京子の背中押しのおかげで

 

本当に最高の時間になった。

 

 

結構遠いしコインパーキングのこともあるので、早めに家を出た。

 

現地には45分前着。

 

 

なんとたった2台の駐車場があいてるではないか!

 

5時間700円という破格値。

 

そこ以外は最大料金制度がなかったり、あっても2400円とか。

 

設定バグってるよねw

 

 

なんてついてるんだ!

 

車を停めて、一旦ヨガスタジオの場所を確認。

 

早すぎても迷惑だと思い、15分前まで車で待機し

 

行ってみた。

 

 

あほだった。

 

ほとんどの人がもうヨガマットを敷いて待機。

 

 

一番後ろしかあきがない。

 

 

しかも、超苦手なタイプのおじさんの隣だ。

 

 

それより横になると、推しが見えないという柱の後ろ。

 

 

一番最後尾の上に推しが見えないんじゃどうしようもない。

 

仕方なく苦手な男の隣に陣取る。

 

 

こいつ、絶対大きな声で呼吸しそう。

 

体型や服装でわかる。

 

 

(そしてそれは大当たり)

 

 

推しとあいさつ。

 

 

「こんにちは!」

 

 

今日のスタジオは広く、全員で22人いた。

 

そこに普段きっとレッスンをしているだろうそこのスタジオのヨガ講師らしき人4人。

 

合計26人のヨガであった。

 

 

そりゃ私と話してる暇なんてないだろ。

 

あちこちで会話してる推しを見る。

 

 

一番後ろになっちゃった。

 

 

これじゃZOOMみたいじゃん。

 

 

早く行けばよかった…

 

 

しくしく。

 

 

でもね

 

ここから良い展開。

 

 

一番後ろの真ん中になった陶子。

 

 

意外と推しと目が合うのである。

 

 

全体を見ようとする推しならではのね。

 

 

 

逆に前だったら目が合わなかったかもしれない。

 

 

さて、ヨガの時間が始まりました。

 

 

 

「今日は色々な方が来てくれました。はじめましての方も沢山いらっしゃいますし、

 

僕がやっているスタジオの生徒さん。たまたま東京出張が重なったらしく予約してくれたんですって。

 

それなら言ってよって感じでね。見つけてびっくりしちゃいました。

 

そして、東京でやるたびに来てくれる、僕がヨガの勉強をし始めたころに一緒にならった方たち…」

 

そのときだった。

 

 

 

私と目が合った。

 

 

私は?

 

東京に来ると来てくれるヨガ仲間、でひとくくりかな?

 

 

なんて思ったら

 

一瞬間があって、

 

 

私と目が合ったまま

 

 

「一緒に島に冒険に行ってくれたメンバー、も来てくれました」

 

 

ねぇ

 

これ

 

 

キュン死にしない?

 

 

 

するよね?

 

 

泣き入りました。

 

 

そして

 

 

前回のイベントではお話がたっぷりだったけど

 

今度は人数が多すぎて話しにくいのか、わりとすぐに体を動かすヨガが始まった。

 

 

いつものオンラインヨガとは全く違う雰囲気。

 

 

かなりハード。

 

 

太陽礼拝のアレンジみたいなやつをおそらく10回くらい連続で繰り返した。

 

水も飲ませず

 

汗も拭かせず

 

動きの緩急はあったものの

 

長時間連続のヨガだった。

 

 

持参したヨガマットに汗が垂れる。

 

 

家で使っているヨガマット、もう3年くらい使っているが、ただの一度も汗をたらしたことがない。

 

こんなことならレンタル無料だったからすればよかった、と思うほどの汗。

 

 

前にいるおじさんも肘からぽたぽたたれているのがわかる。

 

 

常温ヨガの醍醐味?

 

 

すごい。

 

 

クーラー無しでちょうどよかった室内が

 

まるでホットヨガのような状態になっている。

 

窓全開だし実際に気温は上がってないんだろうけど

 

全員の筋温がマックス。

 

 

気持ちいい。

 

 

ランニングハイのような状態。

 

 

あー私はヨガ好きだ、ヨガ楽しい。

 

普段あまりそんな風には思わない。

 

やっぱり推しのヨガはすごい。

 

いつも予想を超えてくる。

 

 

今までのヨガ人生の中で最もいいレッスンだった、と思った前回を

 

また超えられてしまった。

 

 

Kとのセックスのようだ(たとえにするな!)

 

 

途中、三角のポーズの時に、

 

推しが横を通る時に

 

 

「陶子さん、とてもよくなってますよ」

 

と言われた。

 

 

いいですよ、ではなく、比較形の言葉だった。

 

前の私を覚えてくれているのだ。

 

 

そして

 

本日のレッスンで、名前を呼ばれたのは私だけ。

 

 

小さな声であちこちで声掛けしてたのかもだけど

 

推しの言葉に地獄耳の私、聞こえなかったと思う。

 

 

 

 

 

そう言えば推しは私のことを最初から下の名前で呼んでたな。

 

全員そうなのか。

 

男子のこともそうだな。

 

 

そして

 

 

レッスンが終わった。

 

 

完璧なレッスンだった。

 

 

ヨガマットを丸めているときに推しがきて、声をかけてくれた。

 

 

続く