年を重ねることへの恐怖 | 絶望から這い上がった女のブログ

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ほんの2年前は死にたがっていた
絶望にふるえ、男を追いかけ、男に捨てられ
性欲がなくなり、でも恋はしたくて
今は孤独、ではなく、楽しい自由気ままな一人暮らしと言えるよう頑張っています

今日も一人の楽しいお出かけ、行ってきました!

 

まずは、

 

高齢者がアテンドするイベント、ダイアログ〇ィズタイム

 

アテンドメンバーの中でもっとも素敵な外見の方が担当で

 

本当にラッキー。

 

もうさ、高齢者になるとルッキズムとかじゃなく

 

それまでの生きざまが出ると思わない?

 

しわとか顔の形がいいとか背が高いとか太ってるとかじゃなく

 

顔に品が出るというか

 

ちゃんと生きてきた証というか。

 

若い人は見た目と中身が違う人もいるけど

 

高齢者はあまりいない気がしない?

 

 

小学生の時に戦争が終わって色々と苦労されたのち、

 

立派なおかたい仕事を75歳までやっていたという。

 

75歳まで働けるの?と驚くが

 

現在87歳の彼女は

 

今でも働けそうなくらいしっかりしている。

 

母と1歳違いなのに

 

まるで違う。

 

 

高齢者でしぼんじゃう人は

 

きっと身体じゃなく性格なのかもしれない。

 

 

心は年齢と関係ない。

 

この前見た動画で、75歳の人が、私の心は26歳のままなの、と言っていたが

 

 

私も正直、経験は増えたものの、50代の心だと思えない。

 

それはいい意味でも、悪い意味でもね。

 

 

「あなたは何歳の時に戻りたい?」

 

という質問があって

 

 

ああそうか

 

私、見た目が老けたことを嘆いているけど

 

生活自体は今が一番幸せってことつい忘れがち、って思った。

 

 

年を重ねることで

 

小さくもなったり大きくもなったりする

 

それは自分次第。

 

 

年を重ねることは経験を増やすことでもある。

 

健康でいる努力をし続ければ

 

あとはプラスしかない。

 

 

見た目や内臓機能が衰えるのは止められないけど

 

 

筋肉や心は鍛え、成長し続けられる。

 

きれいごとっぽい気もしたけど

 

 

幸せな高齢者もいるんだなって思えた。

 

 

写真がたっくさん置いてある部屋で

 

 

「自分がなりたい写真と、社会的になりたい写真を2つ選んでください」

 

 

と言われた。

 

 

誰一人かぶらなかった。

 

 

私は太った女たちが楽しそうに運動している写真と

 

植物園で花を愛でながら小さい子に何か話している婦人の姿の写真を選んだ。

 

 

女友達と楽しくおしゃべりしながら体を動かしたいし

 

人が喜んでくれるような場所で働いて人と関わりたいと思っている、ということがわかった。

 

 

一人で研究している姿や、老夫婦が楽しそうにしている姿、みんな違うものをいいと思っていた。

 

 

こんなにもみんな違うんだな。

 

 

35歳くらいの女性は、「一人になる時が楽しみ」

 

と言っていた。今は子育てで一人の時間がないけど、いつか好きに過ごせる日を楽しみにしています

 

と。

 

 

今の私がそうだよ、とは言う勇気はなかったな。

 

 

自分で選んだとはいえ、きっとその人が望む姿とは違うだろうしね。

 

 

老人の身体を体験する時間はとても苦痛だった。

 

足枷をつけて、見えない眼鏡をかけ、聞こえないヘッドホンをつける。

 

 

こんな世界になるなんて。

 

 

今できることを楽しもうね、みんな。

 

 

できる限り行きたいところに行って、

 

やりたいことしようね。