こんにちは!
地球いきいき村の神社オタク
ふみふみです✨
伊勢編第六段は
女性の願いをひとつだけ叶えてくれるという石神さまに
ご挨拶になります✨
神明神社(三重県鳥羽市)、石神神社
〒517-0032 三重県鳥羽市相差町1385
ご祭神
神明神社 天照大御神
石神神社 玉依姫命(たまよりひめのみこと)
境内にある摂末社、相殿の神さま全員で26柱いらっしゃる豪華な神社✨
石神神社のご祭神の玉依姫命は海の神様、綿津見神の娘。
古くから伊勢志摩の海女さんから信仰されており、女性の願いなら
ひとつだけ叶えてくれると言われている。
まずは天照大御神さまにご挨拶ですね✨
社殿の前に茅の輪(ちのわ)がありました✨
茅には麻や真菰のように厄を払う力があると言われています。
牛頭天王(素戔嗚尊)が一宿のお礼に蘇民将来に送った茅の輪が由来です。
村で疫病が流行った際、茅の輪をつけていた蘇民将来の子孫たちは亡くならなかったそう。
くぐり方の作法
①茅の輪の前に立ち、本殿に向かって一礼
②茅の輪を左足でまたいでくぐり、左に回り茅の輪の前に立ち一礼
③茅の輪を右足でまたいでくぐり、右に回り茅の輪の前に立ち一礼
④再度、茅の輪を左足でまたいでくぐり、左に回り茅の輪の前に立ち一礼
⑤最後に茅の輪を左足でまたいでくぐり、拝殿の前に行きお参りをする
参拝🙏✨
拝殿は広く、中で獅子舞神事ができるそうです。
獅子舞神事の天狗役と獅子役が履いた草鞋は境内に結び付けられています。
こちらが石神さま✨
社に入ると御神体の石が置かれています。
海にゆかりのある玉依姫命ですが、
玉依姫命は神武天皇のお母さんです。
はじめ姉の豊玉姫命と彦火火出見命(山幸彦)の息子の
鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)を養育しましたが、
後に成人した鵜葺草葺不合命と結婚しました。
もともと彦火火出見命は富士山周辺にいましたが、大陸の勢力からの度重なる
侵攻に対応するため、九州に拠点をつくり息子の鵜葺草葺不合命に統治させました(ウガヤ王朝)。
その時、玉依姫命も一緒に九州に移ったと思われます。
旧拝殿の鬼瓦が並んでいました👀
昔も立派な社殿だったようです✨
昔生えていた御神木の楠。
生きていた時も中が空洞になっていたそうで、石橋山で敗走した源氏の兵が
身を潜めたとか言われています👀
今の御神木がこちら✨
ヤマモガシという種類の木で、
トトロを彷彿とさせますが、樹齢は300年ほどだそうです。
やはり神域で育つ樹は違いますね✨
最後はこちらのお稲荷さん。
三吉稲荷大明神と言い、三方向の鳥居がある珍しいお稲荷さんです👀
正面
向かって右
向かって左
鳥居で茅の輪くぐりができそう😅
お稲荷さんと言えば赤ですが、稲荷は秦氏伝来と言われており、
古代イスラエル人が魔除けとして家の門や鴨居を赤くしたことに由来するそうですね。
以上、神明神社、石神神社でした✨