こんにちは!
いきいき村の神社オタク
ふみふみです✨
伊勢編第三段になります。
豊受大神別宮 月夜見宮(つきよみのみや)
〒516-0072 三重県伊勢市宮後1丁目3-19
ご祭神 月夜見命和御魂、月夜見命荒御魂
天照大御神の弟神。
太陽の天照大御神が昼の世界、月の月夜見命が夜の世界を
担っていると言われている。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が海で禊をした際、
右目より生まれたとされる。
ここは荒御魂も一つの社殿に祀られている。
月夜見宮の前の通りは神路通と呼ばれており、
月夜見命が外宮の豊受大神に会いに行く時に使う道とされている。
神が通る道なので、中央は避けて通りましょう✨
樹齢数百年と言われる立派な楠
参拝者がよく拝んでいました。
本殿
ご一緒にお参りください🙏(YouTubeの遠隔参拝風)
鳥居のスメルを嗅ぎたい方は実際にお越しください笑
鳥居のスメル?と気になる方はこちら
月夜見命は、その記述が少なく、あまり詳細を知られていない神様ですが、
宮下文書という古文書にはこのような記載がありました。
月夜見命には子供がいたとされ、
国狭槌尊(くにさつちのみこと)の長男である泥土煮尊(ういじにのみこと)
の第一王女 桜田毘女命(さくらだひめのみこと)と結婚し、
8人の子供が生まれたとのこと。
その子供達は八王子と呼ばれ、それぞれの名前に「山」がついているとされます。
また、その長男は山の神 大山祇尊と言われています。
(東京の八王子は牛頭天王の8人の息子とされている)
月夜見命が大山祇尊の父親であれば、富士山の神様 木花開耶姫命の
おじいさんということになりますね👀
また、木花開耶姫命の結婚相手は天孫の瓊瓊杵尊です。
古事記などとは全く別物ですが、この宮下文書、とても面白い内容ですね✨
こちらは摂社の高河原神社。
ご祭神は月夜見命。(こっちも)
もともとは土地開拓の守護神として祀られたのだそう。
敷地内のお稲荷さん。
楠が炭化しているのは戦時中、空襲の焼夷弾で焼かれたもの。
(1945年 宇治山田空襲)
市街地の5割を焼失されましたが、地元の人はそれでも
被害がその程度で済んだのはこの楠の精霊が守ってくれたからと
感謝してここにお稲荷さんを祀ったと言われています。
市街地にありながらもたくさんの木々に囲まれ、
雰囲気の良い神社でした✨
以上、豊受大神別宮 月夜見宮でした✨