本日のブログは村上智子が担当します。
私は現在、週に6本ほどヨガのレッスンを担当しています。
ほとんど毎日、自身でもヨガを実践する中で感じるのは「ヨガはヨガマットの上だけのものではない」と言う事です。
インドの小話に「針と老婆」という話があります。
行者が旅をしていたところ、ある街の家の前で、老婆が必死に捜し物をしていた。
そこで、行者は一緒に探してあげることにした。
捜し物とは、老婆が大切にしている縫い針だった。
行者は老婆を手伝って家の前で縫い針を探したけれど、見つからない。
そこで行者が老婆に「縫い針は何処で無くしたのか?」と聞いたところ、縫い針は、家の中で無くした。
でも家の中は暗くて探せないので、明るい家の外で一生懸命探していた。
…そんなお話。
家の中で針をなくした老婆が、家の中は暗いからといって、外でその針を探している。
この話だけ聞くと、吉本のコメディーみたいで、そんなアホな…と思うかもしれません。
が、私たちは常々そうやって自分の内側に目を向けずに、外側にばかり答えを求めているかもしれませんね。
ヨガのレッスンでも、恰好よくポーズを決める事に重点を置いたり、いわゆる完成形と言われるポーズを行うことに重きを置きがちになっていませんか?
「周りの人より出来ていないのではないか?」と不安になってついキョロキョロしてしまいませんか?
毎日、違う生活を送り、違うものを食べ、様々な形を持って生まれてきた一人一人。
違って当たり前。
自分のカラダは自分でしか感じられません。
その人の「正解」や「完成形」は
「その人」しか分からないのだと思います。
肩が痛い時、膝が痛い時、腰に違和感がある時、立つのがつらい時。
そんなときも出来るのがヨガ。
その人ご自身が身体の声を聴き、他の誰でもなく、自らが居心地の良いポーズをとるための投げ掛けをするのが、ヨガを指導する「インストラクター」の役割なのでは?と私は考えています。
そんな「自分のためのヨガ」を、私は
「機能改善ヨガ」の講習会で学びました。
ヨガの基礎を知り、身体の基礎を知り、その身体の機能を、自分が動いて整える機能改善体操を実践することで理解し、ヨガのポーズへ繋げていく。
ひとつ一つ、ステップを踏みながら学ぶことで、
参加者の目線で、その人に寄り添ったお声かけが出来るようになって来ます。
ヨガ指導が初めての方も、ヨガ指導をもう一度見つめなおし、学びたい方にもおすすめの講習会です。
人気の講座です。お申し込みはお早めに。
機能改善ヨガ指導員養成講習会開催日時
2016年5月28日(土)・29日(日)・6月18日(土)・19日(日)・7月9日(土)・10日(日)
土曜日・日曜日:10:00~17:00(休憩1H含む)
場所
からだの学舎(まなびや) Re-fit
〒591-8023
大阪府堺市北区中百舌鳥町5丁764-2
南海高野線「中百舌鳥」南口、地下鉄御堂筋線「なかもず」⑥出口
TEL:072-260-4085
受講料(税込)
一 般:121,111円(テキスト・ボール・修了証代含む)
登録員(初 回):109,447円(テキスト・ボール・修了証代含む)
登録員(再受講):59,508円
定員
20名(先着順) ※人気の講習会ですので、お申込みはお早めに!
講師
担当講師:橘 千鶴(当協会理事・健康運動指導士・ヨーガ療法士・他)
井藤 久美子(当協会スタッフ・健康運動指導士・他)
石井 誠 (当協会スタッフ・健康運動指導士・他)
サポート:村上 智子(当協会スタッフ・健康運動指導士・他)
詳細はこちら⇒http://www.ikinobi.org/info/trainer/6595/