ケータイとは旅であり、旅とはケータイである | モバイル業界、史上最速、最大級の勉強会といえば、いきべん。

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ケータイを軸に外貨獲得と内需拡大をもたらす明日のビジネスリーダーを輩出しようという松下村塾的な試み。ビジネスの気づきを求めて計150回4000人以上が都内某所で薩長同盟。「平日夜の粋な勉強会」という正式名称がありました。

~1999年12月1日 - 2008年1月1日~

俺が「ケータイ」という旅に出てからおよそ8年の月日が経った。
25歳の冬、寒空のもと渋谷のとあるマンションの一室の片隅からその旅は始まった。

あの頃は「とく打ち」をやることに夢中になり
必死で「YOU WIN!!」を決めることだけを目指した。
そして、ひたすらゲームを楽しんだ。
ケータイは常に傍らにあった。

この旅がこんなに長くなるとは俺自身思いも寄らなかった。
J-フォンのゲームサイトからメーカーサイト、端末バンドルゲーム、ドコモ・auのコンテンツ、そして広告業界のヒエラルキーの一員へ。
その後、自分のモバイル人生の大半を占めるだろう人材ビジネスへ渡った。

交流会、勉強会へも招聘され
東京のあらゆる場所でいくつもの名刺交換を戦った。

ケータイはどんなときも俺の心の中心にあった。
ケータイは本当に多くのものを授けてくれた。
喜び、悲しみ、友、そして試練を与えてくれた。

もちろん平穏で楽しいことだけだったわけではない。
それ故に、与えられたことすべてが俺にとって素晴らしい“経験”となり、
“糧”となり、自分を成長 させてくれた。

一年半ほど前からその会社を最後に
約6年間過ごしたいわゆるモバイル業界から引退しようと決めていた。

何か特別な出来事があったからではない。その理由もひとつではない。
今言えることは、ケータイの現場という旅から卒業し“新たな自分”探しの旅に出たい。
そう思ったからだった。

ケータイは国内で最大のユビキタス端末。
それだけに、多くのファンがいて、また多くのジャーナリストがいる。
営業マンや経営者は多くの期待や注目を集め、そして費用対効果の為の責任を負う。
時には、自分には何でも出来ると錯覚するほどの賞賛を浴び
時には、自分の存在価値を全て否定させられるような批判に苛まれる。

この職業になって以来、「ケータイ、好きですか?」と問われても
「好きだよ」とは素直に言えない自分がいた。
責任を負って戦うことの尊さに、大きな感動を覚えながらも
最初のころに持っていたケータイに対する瑞々しい感情は失われていった。

けれど、現場として最後のゲームになったキャンペーンサイト構築の後、
ケータイを愛して止まない自分が確かにいることが分かった。
自分でも予想していなかったほどに、心の底からこみ上げてきた大きな感情。

それは、傷つけないようにと胸の奥に押し込めてきたケータイへの思い。
厚い壁を築くようにして守ってきた気持ちだった。

これまでは、周りのいろんな状況からそれを守る為
ある時はまるで感情が無いかのように無機的に、またある時には敢えて無愛想に振舞った。
しかし最後の最後、俺の心に存在した壁は崩れすべてが一気に溢れ出した。

あのゲームの後、最後のバグチェックのボタンの感触を心に刻みつつ
込み上げてきた気持ちを落ち着かせたのだが、最後に得意先の担当へ 挨拶をした時、もう一度その感情が噴き上がってきた。

そして、思った。

どこのサイトのどんなコーナーにもやってきて
指を押し全身全霊で応援してくれたユーザ――。
どのピッチにいても聞こえてきたユーザのメール――。

本当にみんながいたからこそ、6年もの長い旅を続けてこられたんだ、と…。

モバイルという旅のなかでも「体育会系モバイル部」は、
俺にとって特別な場所だった。

最後となる第16回体育会系モバイル部では、誘ったヒトたち、スタッフ、そしてお会いしたみんなに
「俺は一体何を伝えられることが出来るのだろうか」、それだけを考えてプレーしてきた。

俺はあの時、ここに集まったみんなの可能性はかなり大きいものと感じていた。
今の体育会系モバイル部員のナレッジ・スキルレベルは本当に高く、その上スピードもある。
ただひとつ残念だったのは、自分たちの実力を100%出す術を知らなかったこと。
それにどうにか気づいてもらおうと俺なりに8年間やってきた。
時には励まし、時には酔いつぶれ、時には相手を怒らせてしまったこともあった。
だが、メンバーには最後まで上手に伝えることは出来なかった。

体育会系モバイル部がこのような結果に終わってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
俺がこれまでモバイルを通じてみんなに何を見せられたのか、
何を感じさせられたのか、この会の後にいろいろと考えた。
正直、俺が少しでも何かを伝えることが出来たのか…
ちょっと自信がなかった。

けれどみんなからのmailをすべて読んで
俺が伝えたかった何か、モバイル部員に必要だと思った何か、
それをたくさんの人が理解してくれたんだと知った。
それが分かった今、プロになってからの俺の“姿勢”は
間違っていなかったと自信を持って言える。

何も伝えられないまま代表そしてモバイルの現場から離れる、というのは
とても辛いことだと感じていた。しかし、俺の気持ちを分かってくれている“みんな”が
きっと次の体育会系モバイル部、マザーズ、そしてケータイ業界の将来を支えてくれると信じている。

だから今、俺は、安心して旅立つことができる。

最後にこれだけは伝えたい。

これまで抱き続けてきた“誇り”は、
これからも俺の人生の基盤になるだろうし、自信になると思う。
でもこれは、みんなからの“声”があったからこそ
守ることが出来たものだと思う。

みんなの声を胸に、誇りを失わずに生きていく。

そう思えればこそ、この先の新たな旅でどんな困難なことがあろうと
乗り越えていけると信じられる。

新しい旅はこれから始まる。

今後、モバイルの現場営業としてピッチに立つことはないけれど
ケータイをやめることは絶対にないだろう。
旅先の路地で、草むらで、小さな居酒屋で、誰かと言葉を交わす代わりに
ケータイを触るだろう。子供の頃の瑞々しい気持ちを持って――。

これまで一緒にプレーしてきたすべてのヒト、関わってきてくれたすべての人々、
そして最後まで信じ応援し続けてきてくれたみんなに、心の底から一言を。

“ありがとう”


                   ジェントルふじふじ

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という冗長なパクリはさておき、

今年最後の体育会系モバイル部が、

12月4日に行われるそうです。


もうこのパクリ元は忘れられちゃったかな。。