宝塚が私に教えてくれていること~元宝塚トップスター柚希礼音さんのエッセイを読んで~ | 幸福実現党いき愛子オフィシャルブログ「神奈川から日本をイキイキ!」

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今晩は、いつもイキイキ!いき愛子です。

今日は、はじめてこのブログでも、宝塚について書いてみようと決めました。

このブログでもという言葉が少し意味深ですね(笑)

実は私はこのブログをはじめる前から10年以上宝塚ファンとしてブログを書いておりました。

今日はそうしたファン目線の自己満ブログではなく、今日私が読んだ、柚希さんの本『夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと』を読んで、今の自分にとって心を打たれたところを綴ってみようかと思います。

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昨日、幸福実現党の青年局長の国領局長とはじめて色々お話しさせて頂いたのですが、その際に宝塚が大好きという話になり、「宝塚の魅力は?」と聞かれ、

「舞台の豪華絢爛さ、時間を忘れるレビューの魅力はもちろんですが、タカラジェンヌから学ぶ人間学が最大の魅力です」と言っておりました。

私はすでに、15年近く宝塚を愛してやまない人間ですが、宝塚の魅力はやはり役者の人を通して、自分自身を振り返る、力をもらえることだと思うのです。

柚希礼音さんの本もそんな本でした。

柚希さんは宝塚ファンなら知らない人はいない今年5月に退団した元星組トップスターです。

これまで宝塚のトップスターは数多く輩出されておりますが、柚希さんの人気とスター性はこれまでの方とは群を抜いているところがあります。

私もこれまで数えきれないほど、柚希さんの舞台を観てきましたが、今回この本を読んで、「究めた人」の言葉のパワーはすごいなと読んでいて感じました。

言葉はシンプルで、今までも誰かが言っていた格言かもしれませんが、あの柚希礼音だからこそ言える境地なんだなと言うのがすごく伝わってきて、他のどんなスポーツ選手や経営者が言うよりも私にとって心にしみるキーワードが数々ありました。


私なりに感銘したポイントを3点にまとめました。


一つ目は 努力する姿勢、ハングリー精神 です。

柚希さんは「突き詰める」ことに関しての経験をものすごく積んでいます。

それは彼女の言葉で言うと「今の自分に集中する」ということかと。

本の中にショーヴランという役を突き詰めたことによって、得たものがすごい大きかったというエピソードがありました。

このショーヴランという役は私が彼女が演じた中で一番好きだった役ですので、とても印象に残っているのですが、あの役を演じるまでにとことん苦しみ、悩みに悩んだということがわかり、その努力の量と厚みが感じとられました。

それ以外のエピソードの数々を読んでも、一回、一回の公演に対する、突き詰めるプロ意識。

「ここまでやりぬくんだ」ということに驚きを隠せません。

お客様にとっての「たったの一度の宝塚」に懸ける努力の姿勢・・。

自分に照らし合わせてみるとまだまだ‥です。

二点目に、謙虚さ、感謝 です。

これはこの本を読む前から、柚希礼音さんは「人一倍感謝の念いにあふれたスター」だなという印象をもっていました。

トップスターを6年という長い間務めたのは、自分の意志だけではないと思います。

「100周年を盛り上げるトップになってほしい」という劇団からの要望があったと本に書いてありましたが、本当に文字通り宝塚100年の最大の顔は柚希礼音だったことは間違えないので、劇団、ファンの念いにとことん応えていったスターさんだなとつくづく思います。

期待を裏切らないとは常にその人たちの感謝があってできることなんだなと改めてこの本を通して感じました。

トップになってからも、「意見はあらゆる方向から聴いていた」とありました。

あそこまでの存在になってもなお、「完成した自分」「満足した自分」にならないというのは、素晴らしいことです。

今回、そうした原点にお母様の姿があることがわかりました。

身近な自分を育ててくれ人の存在の大切さを感じれることで、大きな舞台で活躍できる器をつくっていくのだと思います。


そして三点目に、「本当の感情だから感動する」という点です。

これは柚希さんが男役を、芝居を突き詰めた中で掴んだ芸事での境地ですが、今の私にとって、とても、とても大切なことなのです。

本当に言ったかのような発言だから、自然体の境地をつかむことで、満員御礼の人気スター、人気作品を生み出せるようになったとありました。

「自分の心がどうしたらそうなるか」を突き詰めるのが役者だと思いますが、私の場合であれば、「本当に伝えたいことを言っているか」を突き詰めることが、相手に感動を呼ぶことになるのだと思います。


この他にも、組織の中心であるトップスターとして組子にたいしてどうのような愛情を与えていったのか、人間関係を築いていったのかもとても勉強になりました。

宝塚の一時代を築いた柚希礼音さんの人生論を学び、私なりの人生の描き方、応援してくださる方、神奈川の皆さんへの愛を改めて感じることができました。

また、折に触れて宝塚について書いてみようと思います。


なので、今日のタイトルは「宝塚が私に教えてくれている」という現在進行形なのでした^^


最後に昨日ご一緒した国領局長との一枚を。

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「いつの時代も「若者」が世の中を変える原動力となっていった」と熱く神奈川の若人集に語ってくださりました。

柚希さんはスター時代、一日一生の精神で生きておりました。
今日が退団公演と毎日思いながら舞台にでていたそうです。

やはり、トップは違いますね。

私も日々、その境地を求めていきます。