こんにちは、スウェディッシュマッサージiki(いき)の秋山妙子です。
スウェディッシュマッサージikiは
①筋肉をしっかりほぐす 「スウェデッシュマッサージ」
②深い悲しみに特化した「グリーフマッサージ(光の雨)」
③かたく、重くなったお腹をふっくらと明るく導く 「腸もみ」
④とろけるタッチで、深い癒しへ誘う「プレミアムヘッドスパ」(@大阪)
青山一丁目@東京と芦屋で活動しております。
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前回、「49歳からの婚活」の講演をやったんだけど、なかなか好評で、10月に金沢で講演することになりました。
すごいすごい。金沢でお仕事(仕事か?)するの、はじめて。
もう、人生は全て、ネタよ。笑ってもらえるといいな。
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で、金沢で結婚相談所をやっている藤元澄代さんと、対話のプロのコーチ鈴木敦子さんとで、
パートナーシップに当たっての対話の大切さ、についてよく話すようになった。
私の夫・ムラタさん(仮名)はかなり癖のある人で、マイペースな部分とこだわりのある部分と、いきなりの行動力と無気力と、正義感と思い込みと、癖の強い部分に調和がないまま一塊になっているような生き物だ。
例えば
「夜ごはんは妙子さんの作ったものが食べたい」
というので合意して作って待っていると、
①なかなか帰って来ないし、
②連絡もつかないし、
おまけに
③スーパーの総菜を大量に買って帰ってきたりする。
↑こないだ、「お腹は空いてないからごはんはいらない」と言いながら、夫が夕方に買って帰って来たもの。枝豆、ジーマミー豆腐2種、磯辺焼き、豆乳プリン、大福、梅干し、炙り明太子。ざくろジュース。自由でしょ。私の作ったものは椎茸のお浸し、ナスの梅煮。
今までの私の常識で言ったら、考えられないこの3行動、何度も対話を重ねて、
①僕は、自分の好きなペースで帰宅したい(気ままにトイレに寄ったり、好きなペースで歩いたりして帰って来たい。急いで急行に乗るとかしたくない)、
②僕は、ちまちまメッセージを確認したくない、
③総菜は半額だったし、妙子さんの料理の他にも、たくさん料理がテーブルに並べたら良いと思った、
などというムラタさん独特の思惑があった。
私も若かったら
「夕ご飯は、一緒に食べたいじゃない!!連絡取れるようにしてよ!宣言した帰宅時間を守ってよ!私が料理作ってるのに総菜なんて買ってこないでよ!」
と粘ったり、行動を矯正しようとしたろうが、色々あった55歳としては、もう彼になんの期待もしていない。期待しないって、いいことだと思うんだ。
で、好きにご飯を作り、二人分並べる。温かいうちに一人でさっさと食べる。お腹空いてるもん。笑
ムラタさんがきままに帰ってきたら、彼が食べてるのを見ながら、おしゃべりをする。総菜を買ってきたら、一緒に並べて、つまみたいものがあったら、私も食べる。
そんな感じに落ち着いた。
で、別居婚の私たち、ムラタさんがひとりで自分のために作っているご飯を見ると、すごく雑で、納豆とヨーグルトとブロッコリーとオートミールを全部巨大な丼にぶっこんでいたり、シシャモとアスパラとえのきを長いまま一緒に炒めて山のように盛り上げたり、そんな食事を大量にかきこんでいるのを見るのが嫌だった。
ムラタさんの家に行って朝食を作った時、彼がご飯を炊いてくれていたのだけれど、それが小豆の入ったパッサパサのロウカット玄米で、箸ですくえないほどだった。
それでなんだか嫌になっちゃって、
「どうしてこんなに美味しくないご飯にしちゃうの。どうして美味しく食べようとしないの」
「あなたは自分を雑に扱いすぎている。何もかも汚くどんぶりにいれたりして、残飯か、餌にしか見えないじゃない。もっと自分を大切にしてよ」
と責める調子で言った。
そしたら彼が個人のブログでこう書いていた。
「確かに妻の作る朝飯は僕の作る適当な飯とは違うのだが、朝からあなたは自分を大切にしてないからエサみたいな料理を作っているとか説教されて、つらくて ヒーンヒーンする感情ももはや老化してないのだ。感性なんかドライフラワーを握りつぶした程度しかもはやない」
つらいと書いてあったのでびっくりしてしまった。何を行っても馬耳東風な人だと思っていた。
それで改めて話をした。
彼は彼なりに、栄養のことを考えて(いうなれば栄養のことだけを考えて)、一人暮らしをしている還暦のおっさんとしてはなかなか良い栄養バランスかつ合理的な料理を工夫していたのだった。そして、パサパサの質感のお米が好きで、朝、妙子さんの調理の時間に間に合うよう、小豆を入れたにもかかわらず早炊きモードで早起きして炊飯器のスイッチを入れたそうだ。
むろん、色々、改善点はある。小豆を入れるなら前の日から水に浸しておけとか、予約モードで浸水させておけとか。
↑やる気のある時の私の朝ごはん。
でもまあ、「自分の食事を自分で作る」という教育を全く受けて来なかった還暦のおじさんとしては、おじさんなりにいろいろ頑張っていて、そこに自分を粗末にするとか、餌とか、そんな視点は無かったのだった。
私もバランスの悪い人間なので、一生懸命やったことに対して、圧倒的に視点が足りていない部分を熟練者から笑われたことが何度もある。
悲しかった。
同じことを彼にしていたことがショックで、謝った。
そして「これからも、きつい物言いだなと思ったら、言ってね」と話した。
そんなこんなで、対話さえちゃんとできれば、相手を理解できるのではないかと思っている。
できれば、結婚する前に自分の価値観を、感情無しに相手に伝えられるのがベストだ。
なぜなら、もし私たちが
「同じものを同じ時間に食べることができないのなら、夫婦でいたくない」
「温かいものは温かいうちに並べる、これができない女性とはやっていけない」
ということにこだわる人間同士だったら、いくら対話を重ねてもやっていけないからだ。
でもさ、ちょっと思うの。私は対話が好きで、言語化が好きだからいいけど、
そうでない人にはなかなか面倒な作業だと思う。
そんなにしてまで価値観を擦り合わせる必要、あるのかな。
大変な作業だからこそ、なるべく自分を知っておく、そしてパートナーになる前の相手に話せることが大事なんだな、って思うわ。
ではでは、またね。
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ひとくちメモ
今日は、予約が無くて、朝から何にもしなかった日。
「いろんなところに出かけてるよね」
って良く言われるけど、
こう見えて私は人からお誘いがないと出かけない、超インドア派。
今日は朝ゴミ捨てに出た以外、一歩も外に出ず、家にいました。
久々にミシンをだして、夫のズボンの穴をふさぎ、靴下とほつれた日傘2本を修繕したり、
あとは本を読んだり横になったり、保存食を作ったりしていました。
凄く良かった。インフルエンザになって1週間家から一歩も出なくても、全く平気です。
ウイルスが流行ったとき、ホテルに隔離されるのは辛い、と聞いていたので、
私も1週間くらい、ホテルに隔離されてみたいなと思っていた。
ベッドと机だけの部屋で、食事を作ることも取り上げられたら、どうなるのだろう。辛いかな。
それとも筆記用具とスマホがあれば、割と楽しく過ごせてしまうのかも知れない。
うちのサロンのあるマンションの3階に、占い師のマホさんがいるんだけど、
彼女がよく
「私の仕事は、場所が無くてもできる。ビデオ通話でも、なんなら電話でも。
入院してたって、ベッドの上で、仕事ができる」
と言うんだ。
それは羨ましいな。
ひとくちメモと言いながら、もう10口くらいになってしまった。
いつものことだ。話と言うのは無限に膨らむのだ。
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