札幌と旭川の刑務所から受刑者の個人情報が漏えい | 池津権太.com

札幌と旭川の刑務所から受刑者の個人情報が漏えい

 

 北海道の札幌、旭川の刑務所で、受刑者計8人の名前などが書かれた書類が、ファクス番号の押し間違いなどで外部に漏えいしていた。札幌矯正管区は受刑者に謝罪したという。

 

 札幌刑務所で2003年と2004年、受刑者2人の名前、生年月日、前科など個人情報が書かれた書類を他部署にFAX送信した際、担当者が誤って民間の会社などに送信した。FAXを受け取った会社から同刑務所に指摘があり誤送信が判明。書類は処分してもらった。

 

 旭川刑務所では2003年、同市内の書店の店員が、いったん刑務所に納入した雑誌12冊を間違って持ち帰り、店で販売した。雑誌には受刑者の名前などが書かれた紙が挟まれており6人分の名前などが流出した。

 

 犯罪情報、身体の情報などは「センシティブ情報」として特に厳重な管理が求められます。民間会社であれば記者会見と謝罪広告は免れませんが、お役所仕事ではどうだったのでしょうか。お粗末ですね。