7月のVol.38に続いて39回目のAGSを観に今日も渋谷REXへ。

今年初めて行ったREXも既に何回目だろ?

AGSも前回が初めてで2回連続でしたが、やはり転換の早さが凄いなぁと思いながら観てました。

前回と同じ出演者もいらっしゃったりだったし、雰囲気も分かってきたから純粋に楽しめて良かったです。

 

トッパーはOAとして橘杏奈さんでした。確か3回目になるのかな?着実にステップアップしてる感じがして、何気に観られるの楽しみにしてました。

登場早々暗転してライトを浴びてるけど何か違う…と思ったら前回までの(というか物販のお手伝いされてた時からも)黒髪から髪色が一気に明るくなってて、驚きながらも歌う時の印象として合ってる感じがしてとてもしっくりきてました。昨日入手されたというウィッグだったそうですが、黒髪の落ち着いた雰囲気も良いけれど、せっかくステージに上がるなら今日のスタイルは良いのでは??

肝心のステージも観ていて滲み出てくるような緊張感はなくなっていて、きっと適度な緊張具合になって良いバランスに変わってきてるんだろうなぁと思ったりもしました。ステージ中央でじっくり歌い上げるのも良いけれど、ステージの中を動き回って楽しそうに歌ってるのは、観ている方も楽しくなれるし、いいなぁって思ったりも。終演後にご本人は初っ端でキーを外したと仰ってましたが、1ミリも感じることの無い安定した歌唱でとても良かったです。

そしてレーベル所属初の音源となる新曲も披露してくださいましたが、佐々木久夫さん作曲で太田家さんの曲調ともまた違ってポップというのか軽い感じが橘さんの声質とも合ってて素敵でした。M3で是非チェックしてみようと思いました。途中で披露されていた上京するときに書かれたという曲もとてもストレートな歌詞で、夢と決意と絆みたいなものが描かれていてとっても良い曲でした。

 

2組目はミツキルリさん。大島はるなさんプロデュースということで、何となくキャラクターも通じるところがあるのかなぁなんて思いながら観てました。

いきなりの選曲が「あんなに一緒だったのに」だったのはとても熱かったなぁ。思えば本家さん歌唱以外で聴くのは初めてだった気がするけれど、程よく個性も混ぜながら素敵に歌い上げてらっしゃいました。結構プロっぽいというと語弊があるかもですが、声質がとてもしっかりしてて聴きやすかったです。

 

3組目はそんな大島はるなさんの、#エロティック大島 のアコースティックステージでした。前回はソロとしてのステージを観ましたが、こうして違った構成で観ると違うアーティストのようだとも思えたり。

wataruさん、雰囲気や言葉遣いにちょっと厳しさと冷たさを秘めてらっしゃったけれど、めちゃくちゃアコギかっこよく素敵でした。大島さんの歌い回しだったりとか節々でよく視線を送ったり確認しながら演奏するって、当たり前の事なんだろうけど気配りが凄いなぁなんて思ってしまった。そしてその上でラストの曲以外は座ってのパフォーマンスだったけれど、大島さんの表現力の豊かなこと。前回も表現力凄いなぁって思った記憶がありましたが、アコースティックでアコギと歌だけのステージでもここまで表現できるのは凄かったです。(そういえば前回は北海道から台風の中、当日帰京してその足で会場入りって話をされていたような… 今回も台風が関東に接近してたりとか、台風に縁のあるイベント…という印象が付いてしまいました笑)

 

4組目は、おくみずきさん。大島はるなさんと同じく、前回のAGSで初めて拝見して今回2回目に観るステージでした。今回のセトリのテーマは「守りたいもの」前回は「夢」だったなぁと思い出しながら、毎回セトリにテーマを設けて考えていくとかって凄いなぁと思いました。

ちょっと冒頭見逃しましたが、オーボエの演奏シーンはばっちり拝見することができました。この時は端っこで観ていたこともあり、演奏シーンを正面から拝むことができてちょっと貴重なところが観られたなぁなんて思いました。普段オーボエだけの音を聴く機会なんてなかなかないから、やっぱり観られて良かったです。歌唱も素敵で、最後に披露された「glow veil」すっごくいい曲でした。

 

5組目は星咲花那さん。今回初めて拝見しましたが、第一印象と途中からの印象が見事に変わったなぁという感じでした。第一印象は凄くビジュアルからもアイドル系かなって思ったりもしましたが、途中からは歌が抜群にうまいなぁって思いました。というのも、声優さんではなくキャラクターの歌唱担当だと聞いてから…。通常だとあまりピンとこないのかもしれない…って思いながらも、マクロス7の歌バサラ/歌ミレーヌだって個人的に解釈できたからすっごく分かりやすかった(風邪でダウンして行けなかった今年のライブが悔やまれる…)。地声の感じも普通に良い声だと思えただけに、声優さんと歌唱担当さんに別れざるを得ないみたいなところは大変な業界なのかなぁなんてことも思ってしまいました。

ご本人はカバー曲も持ってくれば良かったと仰っていましたが、初めて聴くばかりだった楽曲はどれもすばらしく、特にクラッシックをサンプリングした曲とか結構好きだったし、カバー曲がなくてもとても楽しめるステージでした。

 

トリは太田彩華さん。今日は最前いつもよりも中央寄りで観ることができました。

披露した曲はでオリジナル4曲、カバー1曲の5曲でちょっぴり物足りなさは感じつつ、ソロのテッパン的な曲並びを堪能することができて良かったです。センター付近で観ているとまた景色も変わってきて、やはり魅せ方がとてもうまいなぁっていうのが今日の感想でした。歌唱している最中だけではなく、横を向いたり後ろを向いたりしてパフォーマンスするときに、綺麗に観える角度とか方向とかで魅せているんだなぁっていうのをなんとなく感じることができました。

「メロウ=ディストピア」をはじめとする楽曲中の声による表現も今日も抜群に良かったし、ご自身が楽器演奏もせず、バックバンドもいないというこういうステージ・音響の中だと声の表現が映えるから、ソロとしてこういうステージが観られるのもありがたいことかもなぁなんて思えました。

持ってきたカバー曲は『とらドラ』から「オレンジ」17年前だとアニメから少し遠ざかってたくらいかな… 残念ながら、観たことのないアニメでしたが、ご本人の声質とも良い具合に合っていてとても素敵なパフォーマンスでした。

最後の「ET CETERA STORY」での合唱も楽しいし、バンドにはバンドの良さが間違いなくあるけれど、こういうソロの活動も定期的に観たいと再認することができた良いLIVEでした。

 

 

 

 

 

 

Farewell Tourと銘打たれたCheap Trickの来日公演。バンドにとっても存在意義の大きいであろう日本武道館で観ることができました。

KISSもTHE YELLOW MONKEYも武道館で観ることが叶っていたから、一度武道館で観てみたいと思っていたCheap Trickまで!結構叶ってしまったかも。雨の物販は大行列で1時間半近く並んだ挙句、テントまであと少しというところで、最後に残っていたマグカップも売り切れパンフのみという事態… バンフとタオルが欲しかったからパンフだけでも買えてよかった。(中身は見られてないけど…)

その後入場すれば程よい時間で、ご機嫌な音楽が流れる中少し音出したりという何か日本のバンドとは違う雰囲気がこれはまた良かった。


暗転してステージが明るくなって爆音で音楽がかかって曲が終わってもメンバー登場せず。みたいな演出もいいなぁなんて思っていれば、メンバーが現れてあっという間に夢の中… 最初ロビンの声調子悪い??って思ったけれど、きっと音響のせいだねって途中で気づきました。衰え知らずの声の持ち主という感じで、高音から低音まで声の操り方は本当に素晴らしいなぁと実感してしまいました。

音割れとまでは感じなかったけど、座席の問題かパーフェクトとは言いがたかったかなぁ。あとリックとトムの身体のキレは積み重ねてきたものを感じたりはしました。

でもそんなことを吹き飛ばすくらい、派手なパフォーマンスなんぞなくてもギターとベースを奏でる姿は、現役バンドをバリバリ感じられる素晴らしいものでした。

パッション的なものと、積み上げたキャリアの為すともいうべき心に響く感じの演奏堪らなかったです。


もう少し優れた音楽を聴く耳があったら12弦ベース楽しめたかもしれないけど… 4弦とは違う、やっぱ凄い音色豊か!くらいしか実感できなかったのは悔しかったなぁ。


オールタイムベストみたいな素晴らしいセトリに、新曲Twelve Gatesもしっかりと載っかってました。スタジオ音源もいいけどLIVEで聴くのは全然違うなぁって思って、ニューアルバムも楽しみになりました。

5ネックのギターの登場もなく、KISSのレコードもOUTされることもなかったけれど、客席との距離が空きすぎててなかなか届かなかったかもな大量のピック巻きは健在だったし。リックの可愛らしいマイクパフォーマンスも良かったな。

ドラムの音がやっぱり日本人とは違うよねっていうのも結構感じたかなぁ。1人若いからっていうのもあるけど、ドラムの引っ張っていく感じもカッコよかったなぁ。

トムのベースソロに続いてボーカルも聞くことが出来たし。

改めてロビンのボーカルの引き出しの多さも実感することが出来ました。


聴きたかった曲を余すところなく披露してくれ、熟練のバンドサウンドを武道館で観聴きできて、本当に至福のひとときでした。
























今日は太田家セレクションの異彩でした。

気がつけば初参加から半年連続で観させてもらっていました。

今回は個人的にとってもエモい回になりました。

ゲストは結成11周年目のVOI SQUARE CATさんと、25周年目のザ・マスミサイルさんの2組に、レーベルから月照ラスさんの月蝕Styleに太田家さん。例によってあまり予習はしておらず、ザ・マスミサイルさんは少し前に竹ちゃん在籍時代のYouTubeを観たくらいだったかなぁ。

 

1組目はついに月蝕Style最終回となった月照ラスさん。サポートボーカルは太田彩華さんでした。月蝕Styleから入ってご本家を遂に来月観られると思うとなかなかに感慨深いものがあるなぁって思ったり。

太田さんも月照ラスとしてのステージも慣れてきたという感じで、とても自分のバンドの歌唱と言っても差し障りない自然な溶け込み方をしていて良かったです。

観る度に印象の変わるrinさんは今日もしなやかさと、様々な表情と、バーに足を掛けてジャンプするように戻ってゆく姿と、見るべきポイントが多いなぁって思ったのに加えて。今回はピック弾きのピックの使い方が物凄くキレイだなぁって感じました。どこがどう?っていうのは難しいけれど所作が美しいなぁっていう感じかな?左手の使い方もしなやかだから、その組み合わせでそう見えたのかもしれないけど、柔らかく弾く姿がとても印象的でした。

曲間のemさんの語りは改めて月蝕が間もなく終わるという件がとてもステキな言葉で描かれていて良かったです。

石川さんと久保さんの演奏も相変わらず素晴らしかったですが、久保さんのめちゃくちゃ低い姿勢のギターソロあまり良く見えなかったけど佇まいがカッコよかったです。

太田さんも歌に徹してるこのステージは自由に動きながら時折見せるrinさんとの絡みや笑顔がとても印象的だったなぁ。最後ステージを後にする時にrinさんに背後から両手を持たれて手を振る姿も微笑ましかった。

 

2組目はVOI SQUARE CATさん。てっきりツインギターの4ピースかと思いきや、サポートギターにJOHNさんを交えた3人組バンドでした。Mutsumiさんもご自身で仰っていましたが、希少なベース・ボーカルのカッコよい感じのバンドさんでした。希少であってもなのか希少だからこそベース・ボーカルさんってカッコよいから結構好きだなって改めて思ったりしました。

さわやかな見た目のMutsumiさんのボーカルとベースがめちゃくちゃ熱くてカッコよくって、それに応えるオーディエンス(ファンの皆さん)の姿、巻き込まれる周りのお客さんそれぞれがとっても楽しそうで、音楽ってLIVEってこういうもんだよなぁっていうのを再認識できたというか、これだからライブハウスに足を運んでしまうっていうLIVEを体現している感じのする素晴らしいステージでした。

最後に披露された「さよなら」は、勝手に森重樹一さんの「転石」(元を辿れば中村敦さんのGUSOKUがオリジナルかな)を感じてしまって曲としても凄く良いと思ったし、少し切なげなスローな入りから盛り上がって終えていく作りがとても個人的なツボでもあってめっちゃ感動的なステージでした。

 

3組目はザ・マスミサイルさん。きっとどこかで耳にしたことはあったような気がしつつも、初めて観るバンドでしたが、めっちゃっくちゃ良かったです。何がいいって高木さんのビジュアルが好きなロックバンドのボーカル然とし過ぎてるところ、昔からライブハウスで観てきたボーカルの人たちと同じようにめちゃくちゃ細いシルエットなのにどこから力が溢れているのか不思議に思ってしまうほどの力強いパフォーマンス。もちろんボーカルも良いけれど、ステージ上の動きの一つ一つが人目を惹きつけるものがあって、ロックバンドのボーカリストってこうだよね!って体現しているのが素晴らしかった。その上で、歌はとても上手いのだけど、メロディーから外れた語りのような歌いまわしであったりとか、聞き取りやすくメッセージ性の強い歌詞を歌い上げるところとかさすがだなぁって思いました。

もちろんボーカルだけではなく、メンバーの演奏の熱量も物凄くてめっちゃくちゃ熱くなったし、何よりもキーボードの白石さん… やばかった。あんなキーボーディスト他に2人くらい(佐藤達哉さんとオオクボケイ様)しか知らないです。観る人を笑顔にできるプレイにシャウトに動き、1言うと10高木さんに返されてしまうトーク… それでいて演奏もしっかりしていて、白石さんを観られたことも大きな収穫みたいに思ってしまいました。

 

この2組のゲストってキャリアも年齢も音楽的なものも同じではないはずなのに、熱量だったり音楽を響かせようとする思い的なものが真摯に伝わってくるような気がしました。それが音楽を聴く・観るって何だっけ?みたいな最初にライブハウスで感じたものみたいなものを再び思い出させてくれるような気がして、今日観られて良かったと心から思いましたね。

 

トリは太田家さん。観始めてからまだ半年くらいなはずなのに、もう何本観てきたんだろうっていうくらい、もちろん観に行けなかったLIVEもあるから、ご本人たちはさらに凄い本数をこなしているんだけど…。まだまだ最初に聴いた『あいことば』の衝撃と、6周年のワンマンLIVEの感動が忘れられないというか、毎回心を動かされるLIVEを観られることが嬉しいなぁって思いました。機材の配置的にもメンバーの動きは少ないステージだったので、ひさおくんと彩華さん中心で、時折姿が見える竹ちゃんと遠目にエリカ様を観るという感じでした。立ち位置的にちょっとスピーカーの内側と外側の微妙なラインだったので、正直音をしっかり聴くことはできなかったのだけど、ここまでの3組が放った熱にエアコンの止められたステージの熱が相まってこの上なく熱いステージが展開されてたなぁって印象が強かったです。

エリカ様もいつも通り楽しそうにギターを奏でているのに加えて、ステージ前方にせり出して頭を振っているのが何度も観られたし、竹ちゃんの方を見ながら演奏している後ろ姿もとっても楽しそうに見えました。あとカッティングの音もキレが良いというのか凄くカッコよく響いてました。

竹ちゃんはいつも以上に力が入っているというか走っているというかドラミングの迫力も表情もいつも以上に多彩になってて、頭を振ったり観客を煽ったりとかいつもにも増してパワフルでとても良かったなぁ。

ひさおくんもエアコン止まっていたせいもあるのだろうけれど、眼鏡の曇りも凄かったし、「愛とアストロノミア」の時にめちゃくちゃ熱くていいなぁって思える瞬間が何度もあって凄かったです。

彩華さんは「鶴雷」をはじめベースラインやベースの音自体が好きな曲がセトリに入っていたこともあり、ベース自体も楽しむことができたし、あとシャウトが凄くかっこよくってたまらなかったなぁ。それに「シュプレヒコールが眠らない」の前のMC、一生懸命な人を笑うような人にはなって欲しくないという対象は「自分自身」にも当てはまるという言葉… とっても感動的でした。こういう言葉の力というか、重みのある言葉って素敵だし大切にしたいものだなって思ったのは、ちょっとザ・マスミサイルの高木さんの「フラワームーン」の曲やMCにも通じるところがあったような気がしたなぁ。

 

今回の異彩はレーベルを超えたゲストを迎えて…の回でしたが、4つのバンドのステージがうまい具合に積み重なって一つのイベントというか、LIVEを織りなしているような感じがして、どこまで計られたものかは分からないけれど、まさに異なった彩によってメッセージを伝えるそんな素敵な一夜だったように思えました。