2026年5月10日(日)晴
この日はテニスの練習日だったが、それよりも演奏会を優先して会場へ向かった。ブラスの響きには、いつも心が躍る。高校時代、部活動でTP(トランペット)に打ち込んでいたこともあり、60歳を機に再び楽器を買い求め、今でもほぼ毎日練習を続けている。
TP練習の際は、ご近所に迷惑をかけないようミュートを付け、音量を抑えながら練習を重ねている。2015年には、岡垣ミュージックオーケストラに所属し、「くるみ割り人形」をバレエ団とのコラボで、ほぼ全幕演奏するという貴重な経験もさせていただいた。
楽器は、数日触れないだけでも、まるで数か月前に戻ったように腕が落ちる気がする。そのため、できるだけ毎日楽器を手にするよう心がけている。
そんなこともあり、私はブラスの音が大好きで、演奏会にはできる限り足を運ぶようにしている。
今回の演目は、第Ⅰ部 シンフォニックステージ
Ⅰ. オリンピックファンファーレとテーマ
Ⅱ. 鷲の舞うところ
Ⅲ .元禄
第Ⅱ部 合同ステージ 古賀市の3中学の吹奏楽部の3年生が参加
Ⅰ. 歌劇「アイーダ」~より賛歌・行進曲・舞曲~
Ⅱ. J-BEST A・RA・SHI~Troublemaker
第三部は都合で聞くことができなかった。残念!
「オリンピック・ファンファーレ」と聞いて、私は当然のように東京オリンピックのファンファーレを想像していた。ところが始まったのは、1984年ロサンゼルスオリンピックのファンファーレ。思わず「そっちだったか」と心の中で小さくツッコミを入れてしまった。
しかし、さすがは名曲。華やかで勢いがあり、聴いているだけで胸が高鳴る。とはいえ、トランペット経験者としては、「これは演奏者泣かせだなあ」と、つい奏者側の苦労に耳が向いてしまう。高音に次ぐ高音、さらに目まぐるしいテンポで、高度なテクニックとスタミナが求められる難曲だと感じた。
我々の世代にとっては、やはり東京オリンピックで耳にしたファンファーレが演奏したこともあり印象が強く、あの荘厳な響きから「オリンピックマーチ」へと続いていく流れには、今でも心が躍る。聴いていると、当時の高揚感や時代の熱気までよみがえってくるようである。
Ⅱ. の「鷲の舞うところと」Ⅲ. の「元禄」は初めて聴く曲だったが、「元禄」は和のテイストがふんだんに散りばめられており、日本的な情緒と迫力が見事に調和した素晴らしい曲であった。
第Ⅱ部の合同ステージでは、中学生を含め約90名による大編成となり、「アイーダ」は迫力満点の圧巻の演奏だった。行進曲は高校時代に演奏したことがある馴染み深い曲で、当時を懐かしく思い出しながら聴き入った。
「J-BEST」は、今年活動を終了した嵐のヒット曲メドレー。演奏者が嵐の「押しメンバー」のうちわを振りながら演奏し、中学生たちもパートごとに立ち上がって演奏する場面があり、会場も一体となった素晴らしい演奏をしていた。
ここで休憩が入ったので、このまま最後まで聴いていると、テニスコートに着く頃には試合終了になりそうだったので、名残惜しくも会場を後にし、ラケットを持って次のステージへ向かった。




