『湯島聖堂』と『昌平坂学問所跡』 | 無理しない ということ など

無理しない ということ など

無理のレベルは十人十色だと思います。
多少の無理は必要だと思います。
無理からは逃げてもいけないと思います。
無理はするけど無理はしません。
無理せず、ほどほどにがんばります。

大河ドラマの渋沢栄一を毎週楽しみにしております。

もちろん、今夜も楽しみにしております。

 

3・4回前の放送後に紹介されていたところに行ってきました。

あ、いつ行ったかは内緒で。。

 

紹介の仕方は、平岡円四郎がここで勉強していて、しかも、成績優秀だった

ということでした。

平岡円四郎は、一橋家・徳川慶喜の優秀な家臣であり、

渋沢栄一との関係では、尊王攘夷を掲げていた渋沢栄一を幕府側の家臣に

取り立てた人物であります。攘夷思想を抱いていたことを知りながらです。

尊王攘夷とは、「天皇陛下を敬い、外国勢力を排除しろ」という思想です。

釈迦に説法ですか。

外国勢力が開国を迫るため押し寄せてきたとき、徳川幕府はいろいろと検討したうえで、

外国勢力を受け入れる・開国することになってしまったのです。

そんな徳川幕府の考えを改めようとしていたのが攘夷思想です。

簡単に言えば、鎖国し続けろ!!ってことです。

・・・釈迦に説法ですか。

 

釈迦に説法とは、

自分よりとある事象についてものすごく詳しい人に

そのとある事象をくどくどとねちねちと得意げに説明してしまうことです。

ドヤっ富士山

 

 

話をもとに戻しますが、この御茶ノ水にあり、平岡円四郎が勉強したというところに

行ってきました。

 

『湯島聖堂』と『昌平坂学問所跡』です。

御茶ノ水の聖橋を渡ったところにあります。

あ、JR・千代田線の方からですと、渡って右側です。

丸ノ内線の方からですと、出て(出口不明ですが)聖橋を渡らずにすぐです。

 

 

『湯島聖堂』は、中国の偉人である孔子を祀った「大成殿」などを含めて呼ぶそうです。

林羅山というすごい方が造ったものを徳川綱吉が改めたそうです。1609年

林家の私塾もここに移ってきたそうです。

綱吉自ら「論語」の講釈を行うなど学問を奨励したそうです。

出ましたね「論語」

渋沢栄一の「論語とそろばん」の論語はここからきているんですね。

 

 

『昌平坂学問所跡』は、1797年に徳川幕府が敷地を拡げ、建物も改築して、

孔子の生まれた地名をとって「昌平坂学問所」を開いたそうです。

林家の私塾から幕府直轄になったということです。

学問所は明治維新の1868年まであったそうです。

 

詳細はこちらをご覧ください。

 

入口

 

孔子像(と画家)

今の中国では孔子も過去の人ですね。

というか、孔子なんてなかったことにしてますからね。

昨年から注目されているキャンセルカルチャーと言われるものの代表格が中共ですね。

自分たちの位置づけを正当化するために過去の偉人を葬るという・・・。

アメリカではコロンブスの像や南北戦争の英雄たちの像が撤去されたりしているそうです。

昨年ネットの記事で見ました。

コロンブスは植民地支配のおおもとの人物として。

リー将軍は奴隷制度のおおもとの人物として。

もう少し前だと、タリバンのバーミヤン遺跡の爆破による破壊なんてまさにタリバンによる

歴史の破壊です。

日本の戦後教育なんかも”自虐史観”と言われこうしたものの一環だということもちらほら。

戦後のアメリカが行った代表的なことは、GHQによる焚書図書ですね。本の破壊です。

7,000冊以上の歴史書が抹消させられたんですかね。

この抹消させられた歴史書を丹念に調べているのが、

西尾幹二で『GHQ焚書図書開封』という書籍を出版しております。

10年以上前に1~3まで買い、今はスキャンしてPDFになってますが、12まであるそうで、

驚きました。こういう作業をしている方もいらっしゃるんですね。右矢印本の自炊の記事

アメリカ、GHQですが、この焚書はまさに歴史の破壊、あらゆるものの破壊だと思います。

GHQは、発売される前にもあらゆるものに対して検閲を行いました。

これは、あらゆる権利のはく奪であり、民主主義の破壊です。

まあ、GHQとしては、日本国を二度と立ち直らせないように「思想」から手を付けて、

殺さないけど殺すみたいな狡猾なやりかたですよね。

 

そして、つい最近ではイギリスです。

しかも、大学にあるエリザベス女王の肖像画を学生が剥がしたというニュースがありました。

あ~学生がやっちゃったか~という感じです。

これってもんすごくささいなことだと思いますが、こういうささいなところからくるのがこわいです。

別にそれくらいいいじゃん・そういうことしたっていいじゃん派(これが増えるのがこわい)と、

もう少し政治的な意図をもってやっている派の区別をつけることが大切だと思います。

肖像画を剥がした学生は、エリザベスは植民地時代の歴史の象徴っていう立場だと思います。

 

私は、そういうことには反対です。

今の歴史からしたらいけないことだけど、残して、それを教えていく文化にしてほしいです。

その結果、そうなんだ~と思う人、良くないことだと思う人、反応はさまざまでいいと思います。

しかし、撤去したり、焚書したりと、何もかも葬り去って、すべて無かったことにする、

そして、そういう思想に触れさせないことがものすごくキケンだし、

歴史なんてあったもんじゃないです。そんなの歴史じゃないですよね!?歴史がないですよね!?

 

イギリスの話ですと、私は過去のブログで、紳士面してるけど、最悪の国だ。

もともとはバイキングと称して、各国からいろいろなものを盗んで富を蓄えたり、

植民地にして富を独占したり、インド、チベット、香港、エジプトなど、いろいろなところで、

後の紛争につながる火種を造り出した最悪の国と書いたりしてますが、

それらを含めてイギリスなんです。そして今はエリザベス女王なんです。

また、歴史的なものでなくても、最近は言論のことで、一斉にワーッとなる、攻撃する、なんてのも

ものすごく気持ち悪いです。

 

あ、ねちねち書いてしまいました。やめます。

 

 

 

 

大成殿

 

緑が多くて、目の保養になりました。

 

妹の大学受験前に、この湯島聖堂と、さらに奥にある湯島天神に連れて行ったことを

思い出しました。

妹はやる気満々だったし、妹にはがんばって欲しかったので。。。

武道館での大学の説明会や東京の各校へのオープンキャンパスだかの引率をしました。

結局、都内はおろか関東の大学にも行きませんでしたが、説明会やオープンキャンパスでは、

たくさんの女子高生を見ることができました~。

それらの母親的な方々も見ることができました~。

あっあせる殴らないでくださいねっあせるあせる

 

 

 

聖橋から秋葉原方面

トンネルから丸ノ内線の車両が出現したので思わず花火花火

 

 

読んでくれてありがとうございました。