⑰2つの情報は同時には処理できない
人はマルチタスクが苦手
私達の熟慮システムは同時に2つの情報を処理するのを苦手にしています。
同時に複数の作業をしているように見えても、1つの作業を一定の短時間で行き来しているだけなのです。
スマホをしながらの車の運転は「できているつもり」でもスマホ作業中はいっさい車の運転に意識が向いていません。
聖徳太子のように七つの事を聞き分ける耳、思考は持つことは難しいのです。
日常ではどんなことがあるでしょう?
30分で1つの仕事を管理する「ポモドーロテクニック」というタスク管理があります。
これは人の集中力の持続をもっとも効率的に使うテクニックです。
これは、マルチタスクの解決方法の1つです。
2つの事をやっているつもりでも、前の仕事に思考を引っ張られることはあるのです。
時間を決めて作業をするというのも時間を上手に使うテクニックです。
■マンガでわかる行動経済学<ポーポー・ポロダクション>
「予想どおりに不合理」「経済は感情で動く」「ヤバイ経済学」