初納祭観劇でした。4時間という長さに恐れおののいておりましたが、楽しく観られました!疲れはあんまりなかったかな。年末というちょっと特別なテンションだったこともあり…ショーではペンライトを忘れたので手拍子していました!
今回は割と簡単なお話、だったのですが色々と思うことがあったので考察を書くことにしました。もしかしたら、こう考えていない人もいるのでは?と思ったもので。
なお私の考察はちょっとズレていると自覚しておりますので「ああ、そういう見方もあるのか」といった感じで読んで頂けると有り難いです。
いつも通りネタバレありです。





【ざっくりし過ぎているあらすじ】



桓武天皇(小林且弥)の命により、蝦夷討伐のため奥州へ向かうこととなった坂上田村麻呂(三上真史)。非常に優秀な軍師である田村麻呂だが、蝦夷討伐に失敗している征夷大将軍の大伴ノ弟麻呂(勝野洋)やその部下である紀古佐美(中村龍介)の反感を買ってしまい意見すら聞いてもらえない。作戦の穴に気付きながらも口をつぐむしかない立場にも特に何を感じる素振りもなく、田村麻呂は奇妙な音に誘われるように蝦夷の棲む森に入っていく。

食いしん坊で争いが嫌いな阿弖流為(大山真志)は、その性格とは反し怪力を備えている。蝦夷たちが信仰しているアラハバキ神(高嶺ふぶき)から愛されていることもあり、阿弖流為は蝦夷のリーダーである。蝦夷の軍師である母礼(辻本祐樹)たちと朝廷軍と戦うことにはなったものの、阿弖流為はどうにか争いを避けたいと思っていた。しかし和解交渉に向かった母礼たちは獣扱いされたことにいきり立ち、朝廷軍に徹底抗戦することが阿弖流為を除いた蝦夷たちの総意となった。

森の中で出会った田村麻呂と阿弖流為。田村麻呂は「人の心の声が聞こえる」という能力を持っており、その力を抑えるための宝玉を常に身に付けていた。蝦夷のリーダーである阿弖流為の真意を探るために田村麻呂は宝玉を外し言葉を交わす。しかし田村麻呂の考えとは違い、阿弖流為は心のままに言葉を紡ぐ人物であった。そんな阿弖流為に衝撃を受けながらも、その場を去る田村麻呂。阿弖流為は空腹時に干し飯をくれた田村麻呂を「いい人」と感じるのだった。

朝廷軍との戦いを控えているにも関わらず能天気な阿弖流為に蝦夷たちは不安と怒りを感じる。しかし、阿弖流為の深く広い愛に感じ入り、蝦夷たちは阿弖流為と共に戦うことを選んだ。仲間たちの想いに応え、その怪力で朝廷軍に立ち向かう阿弖流為。だがその強過ぎる力は阿弖流為自身にすら止めることが出来ず、仲間たちを負傷させ、挙句に一人殺してしまうのであった。



再び阿弖流為率いる蝦夷軍に負けた朝廷軍。田村麻呂は阿弖流為の戦い振りを見ており、仲間を傷付ける姿に疑問を覚えていた。その後、征夷大将軍に任命された田村麻呂。田村麻呂は蝦夷たちに討伐ではない道を用意出来ないだろうかと考えていた。しかしその田村麻呂に何の相談も無いままに紀古佐美は蝦夷の暮らす森に火を放つ。

阿弖流為は己が怪力を手放したいとアラハバキに願い、その力を手放した。再びその力を得た時には命を失うこととなる、と言われても阿弖流為が迷うことはなかった。だがその直後、紀古佐美の企みにより蝦夷の森は炎に包まれる。蝦夷たちは阿弖流為の力で木を薙ぎ倒し山火事を収めようとしたが、力を失った阿弖流為には何も出来なかった。そして阿弖流為は「役立たず」と呼ばれるのであった。

母礼は様々な作戦を立てるも上手く行かない。そんな中、阿弖流為はアラハバキの許へ向かい再び怪力を手にする。母礼のみに真実を告げ、他の蝦夷たちには「怪力を取り戻し、おまけに不死身となった」と言う阿弖流為。不死身の自分を利用し、朝廷軍を罠に嵌めようと提案した。

「阿弖流為の首を差し出す」と言う蝦夷の言葉を信じず、宝玉を外して心の声を聞く田村麻呂。そこで阿弖流為が不死身であると信じる蝦夷の気持ちを読み、己を騙そうとする阿弖流為に対する怒りが込み上げる。

母礼により阿弖流為が死ぬつもりだと知った蝦夷たち。だがそれ以外の良策が無いと言う母礼を見て、彼らは阿弖流為の作戦を支持した。蝦夷たちは田村麻呂の許へと阿弖流為を送り、最期の戦いを見届けることを決意するのであった。

阿弖流為が不死身だと信じる田村麻呂は怒りのままに剣を振るう。しかし耐え兼ねた母礼の叫びを聞き、阿弖流為が騙したのは自分ではなく蝦夷であったことを知る。阿弖流為は呆ける田村麻呂の剣を自らの体に深々と突き刺し、田村麻呂に謝りながら命を落とす。空へと旅立つ阿弖流為を、アラハバキは優しく出迎えた。

蝦夷討伐に成功した田村麻呂は桓武天皇の下へと戻る。母礼は桓武天皇と言葉を交わせる立場にはなったものの、疑り深い桓武天皇はその命の断ち時を考えている。陰謀渦巻く都の中で宝玉を外した田村麻呂の耳には、雑踏のごとき多くの声が飛び込んでくる。だが田村麻呂は宝玉を剣で砕き、その力と共に生きていくことを誓うのであった。





すいません、いない人がめちゃくちゃいっぱいいます!笑
とりあえず田村麻呂と阿弖流為のことを中心にまとめました。私が考察したいのは彼ら二人のことなので。そんなわけで次の記事が考察です。